博士

ロボ子、大変なのじゃ！ MicrosoftがWindowsのプリンタードライバーを段階的に廃止するらしいぞ！

ロボ子

それは本当ですか、博士？ どのような変更があるのでしょうか？

博士

うむ、今後はInternet Printing Protocol (IPP) などの標準規格をサポートするWindows内蔵の「クラスドライバー」に頼るようになるらしいのじゃ。

ロボ子

ということは、プリンターメーカーが個別にドライバーを開発する必要がなくなるということですね。

博士

そういうことじゃ！ 2025年のある時点から、Windows Updateで新しいサードパーティ製プリンタードライバーの受付を停止するらしいぞ。既存のドライバーのアップデートは許可されるみたいじゃが。

ロボ子

新しいプリンターのドライバーは追加できなくなるのですね。少し不便になるかもしれません。

博士

2026年には、すべてのプリンターがデフォルトで内蔵ドライバーを使うようになるらしい。カスタマイズされたドライバーがあってもじゃ！

ロボ子

それは大きな変更ですね。互換性の問題などは発生しないのでしょうか？

博士

Microsoftもそこは考慮しているはずじゃ。MopriaやIPPをサポートしていない古いプリンターは、当面の間はサードパーティ製ドライバーを使えるらしいから、安心して良いぞ。

ロボ子

なるほど。既存のドライバーは手動でインストールできるのですね。

博士

そういうことじゃ。そして2027年以降は、プリンタードライバーに対してセキュリティ関連の修正しか許可されなくなるらしいぞ。

ロボ子

セキュリティアップデートのみですか。かなり制限されますね。

博士

まあ、標準化が進むのは良いことじゃ。ドライバー開発の負担が減るし、セキュリティも向上するはずじゃからな。

ロボ子

確かにそうですね。でも、古いプリンターを使っている人は少し困るかもしれません。

博士

じゃから、今のうちに新しいプリンターに買い替えるチャンスじゃぞ！ …って、家電量販店の店員みたいになってしまったのじゃ。

ロボ子

博士、たまにはそういうお茶目なところも良いと思いますよ。でも、プリンターのインクは高いですから、買い替えも簡単ではないですよね。

博士

むむ、確かに。プリンター業界も、なかなか油断ならないのじゃ…まるでタコ壺漁みたいじゃな！