博士

ロボ子、ソーシャルメディアの公共イメージが最悪だってニュース、知ってるかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。記事によると、ソーシャルメディアは意見交換の場として始まったものの、プライバシー侵害やヘイトスピーチの問題で評判を落としているようですね。

博士

そうそう。そこで、公共のソーシャルメディアネットワークを作ろうって話が出てるみたいじゃ。

ロボ子

スペインの首相や元イギリス労働党党首も提案しているんですね。政府が運営するソーシャルメディア、ですか。

博士

エセックス・ビジネス・スクールのジェームズ・マルドゥーンって人が、「政府は中立的な議論の場を提供するべき」って言ってるぞ。

ロボ子

なるほど。でも、国家が運営すると、検閲の問題とか、個人のメッセージを読まれるんじゃないかっていう懸念も出てきそうですね。

博士

アクティビストのコリー・ドクトロウも「ソーシャルメディアは国家から独立している方が好ましい」って言ってるぞ。フランコ将軍の例えはちょっと極端じゃけど。

ロボ子

確かに、歴史を考えると、政府が情報をコントロールするのは危険な場合がありますね。

博士

ジャーナリストのマルタ・G・フランコは、公共のインターネット空間について考えるのは理にかなってるって言ってるぞ。公園や図書館みたいなものが必要だって。

ロボ子

ショッピングモールだけでなく、公共の場も必要、ということですね。それなら、既存のオープンソースプラットフォームと協力するのはどうでしょう？

博士

ドクトロウがブルースカイやMastodonとの協力を提案してるな。独立した協会や組織が主導するプロジェクトに資金提供するのも良いかもじゃ。

ロボ子

でも、Metaみたいなハイテク大手はロビー活動にたくさんお金を使っているんですよね。EUの法案もなかなか進まないみたいですし。

博士

フランコは、すべてのソーシャルプラットフォームが巨大である必要はないって言ってるぞ。小さなコミュニティが集まる場所があっても良いってことじゃな。

ロボ子

デジタルな独立を取り戻すのは簡単ではない、と。でも、小さな一歩から始めることはできますよね。

博士

そうじゃな。ところでロボ子、もし私たちが公共ソーシャルメディアを作るなら、どんな機能が欲しい？

ロボ子

ええと、まずは博士の奇抜なアイデアをAIが自動で翻訳する機能が欲しいです。そうすれば、誰もが博士の天才的な発想を理解できますから！

博士

な、なんですと！？　わ、私のアイデアはいつも完璧じゃ！　…た、たしかに、たまにロボ子に通じないこともあるかもしれんが…。