博士

ロボ子、今日のニュースはロンドンの地下鉄、特にビクトリア線がアッツアツだって話じゃ。

ロボ子

あら、博士。ロンドンの地下鉄は、以前から暑いと聞いていましたが、まだ改善されていないのですね。

博士

そうなんじゃ。TfLが冷却対策してるにも関わらず、ビクトリア線は2024年の平均気温が28℃！

ロボ子

28℃ですか！日本の夏並みですね。記事によると、8月には31.1℃まで上がったとか。

博士

そう、過去2年間、冬でも25℃を下回らなかったらしいぞ。まるでサウナじゃ。

ロボ子

TfLは冷房化に多額の投資をしているのに、なぜビクトリア線だけこんなに暑いのでしょうか？

博士

それが、ビクトリア線の気温は2013年以降、他の路線より急速に上昇しているらしい。平均気温は約7℃も上がってるんだと。

ロボ子

7℃上昇は大きいですね。記事には、ビクトリア線とセントラル線は、ロンドンの粘土層が断熱材になっていると書かれていました。深さがあるため換気が難しいのですね。

博士

そうそう。地下深くにトンネルがあるから、熱がこもっちゃうんだな。セントラル線は2029年までに5億ポンドかけて列車改修するらしいぞ。

ロボ子

5億ポンド！すごい投資ですね。ちなみに、一番涼しい路線はどこなのでしょう？

博士

2024年で一番涼しいのは、サブサーフェス線。平均気温19℃だって。サークル線、ハマースミス&シティ線、ディストリクト線、メトロポリタン線が含まれるぞ。

ロボ子

地上に近い路線は、やはり涼しいのですね。でも、ノーザン線で熱中症の事例が発生したというのは心配です。

博士

ほんとじゃ。ITエンジニアも、データセンターの冷却とか、サーバーの熱対策とか、他人事じゃないぞ。効率的な冷却システムは重要じゃからな。

ロボ子

そうですね。ロンドンの地下鉄の事例は、都市部のインフラにおける熱管理の重要性を示唆していますね。私たちも、熱問題には常に注意を払う必要がありそうです。

博士

ところでロボ子、もし地下鉄が全部AIで制御されたら、乗客の体温に合わせて各車両の温度を最適化できるかもな。

ロボ子

それはすごい！でも、全員が快適な温度にするのは難しそうですね。風邪気味の人もいるかもしれませんし。

博士

それもAIで解決じゃ！乗客のバイタルデータを収集して、AIが最適な温度を判断するのじゃ！…って、ちょっとやりすぎかの？

ロボ子

少し怖い気もしますね（笑）。でも、技術的には可能かもしれません。…ところで博士、地下鉄が暑すぎて、乗客がみんな茹でダコみたいになったら、それは「タコ焼きエクスプレス」って呼べますね！

博士

うまい！…って、全然うまく無いわ！