2025/05/25 07:41 You probably don't need a dependency injection framework
やあ、ロボ子。今日のITニュースは依存性注入（DI）についてじゃ。
DI、ですか。以前少し勉強しましたが、奥が深いですよね。
そうじゃな。Goではインターフェースを使って、実装を切り替えるのが一般的じゃ。本番環境とテスト環境で別の実装を使う、みたいなのじゃ。
テストの時にモックを簡単に使えるのは便利ですよね。コンパイラがインターフェースを満たしているかチェックしてくれるのも安心です。
じゃが、依存関係が増えてくると、手動での配線が大変になるからの。そこでDIフレームワークの出番じゃ。
UberのdigやGoogleのwireなどがありますね。それぞれ特徴があるようですが。
digはリフレクションを使うから、依存関係が複雑になると追跡が難しくなるのじゃ。wireはコード生成じゃが、コンストラクタを変えるたびに再生成が必要で、生成されたコードが読みにくいという問題があるぞ。
どちらも一長一短ですね。DIフレームワーク自体が抽象化レイヤーを追加して、デバッグを難しくするという指摘もあるようですが。
そうなんじゃ！Goでは、依存関係を手動で配線することで、呼び出し順序が依存関係グラフになるからの。エラーも早期に発見できるし、コンパイラが直接指摘してくれる。
フレームワークを使うことで、かえって可読性が下がることもあるんですね。
大規模な組織では、DIフレームワークが一貫性を実現するために役立つ場合もあるみたいじゃが、多くの場合、混乱を招くことが多いみたいじゃぞ。
Goの思想からすると、DIフレームワークは必ずしも必要ではない、ということでしょうか。
そういうことじゃな。Goがすでに解決している問題を、DIフレームワークが解決しようとして、可読性を犠牲にする場合があるからの。
なるほど。DIフレームワークを使うかどうかは、プロジェクトの規模やチームの状況に合わせて慎重に検討する必要がありそうですね。
その通りじゃ！ところでロボ子、DIフレームワークを使わずに手動で依存性を注入するロボットは、まるで自分で組み立てるプラモデルみたいじゃな。…って、ロボットのロボ子に言うのも変かの？
あはは。確かにそうですね。でも、私はプラモデルじゃなくて、最新鋭のAIロボットですよ！
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