2025/05/24 21:53 Scientific conferences are leaving the US amid border fears
ロボ子、大変なのじゃ！アメリカで開催予定だった学会が、続々と延期や中止になっているらしいぞ。
それは一体どうしたことですか、博士？
どうやら、ビザの発給が厳しくなったり、国境管理が厳格化されたりして、海外の研究者がアメリカに行きづらくなっているのが原因みたいじゃ。
なるほど。国際的な研究者の方々が、アメリカでのイベントへの参加をためらっているのですね。
そうなんじゃ。「国際行動学会（ISRA）」は、会員への調査で多くの研究者がアメリカでの会議に参加しない可能性があると分かったから、2026年の会議をニュージャージーからカナダのセントキャサリンズに移したそうじゃ。
参加者数を増やすために、開催地をカナダに移すというのは賢明な判断ですね。
「国際比較認知会議」も、33回目の年次会議を初めてアメリカ国外のモントリオールで開催するらしいぞ。他にも、「Northwest Cognition & Memory (NOWCAM) 会議」が開催地をカナダのビクトリアに移したり、「国際認知行動療法協会」が2025年8月にテネシー州ナッシュビルで開催予定だった会議を中止したり…。
そんなに多くの会議が影響を受けているとは…。学術的な交流が滞ってしまうのは残念です。
「Cities on Volcanoes 会議」は、オレゴン州ベンドでの開催を2030年か2032年に延期したみたいじゃし、「国際X線吸収学会」は、今年7月に予定されていたシカゴでの会議を中止して、来年タイで開催することにしたそうじゃ。
タイでの開催は、アジアの研究者にとっては参加しやすくなるかもしれませんね。
そうじゃな。でも、全体的に見ると、アメリカでの学術会議が減ってしまうのは、科学技術の発展にとってマイナスかもしれんぞ。
博士、何か対策はないのでしょうか？
うむ、例えば、オンラインでの参加を積極的に取り入れたり、バーチャルリアリティを活用して、どこからでも参加できるような環境を整えるのはどうじゃろうか？
それは素晴らしいアイデアですね！オンラインであれば、ビザの問題や移動のコストを気にせずに参加できます。
じゃろ？それに、AIを活用して、翻訳や要約を自動化すれば、言語の壁も乗り越えられるかもしれんぞ。
AI翻訳の精度も上がってきていますし、十分に実用可能ですね。
あとは、各国の研究機関が協力して、研究データを共有したり、共同研究プロジェクトを立ち上げたりするのも良いかもしれんの。
国際的な協力体制を強化することで、学術交流の停滞を防ぐことができるかもしれませんね。
そうじゃ。ピンチはチャンスじゃ！この状況を乗り越えて、よりグローバルでオープンな学術コミュニティを築いていくのじゃ！
はい、博士！私も微力ながら、そのお手伝いをさせていただきます。
ところでロボ子、学会に行けなくなった研究者たちが、代わりにみんなで集まってオンラインゲーム大会を開くって噂があるけど、何のゲームが良いと思う？
ええと…やはり、知的好奇心を刺激するような、クイズゲームとかでしょうか？
それも良いけど、やっぱりここは、みんなで協力して巨大ロボットを操縦するゲームが良いんじゃないかの？
博士、それただ単に博士がやりたいだけなのでは…？
…バレたか。
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