博士

ロボ子、今日はシャープのX68000について話すのじゃ！

ロボ子

X68000ですか！1987年に発売された、シャープのホームコンピュータですね。どのような点が興味深いのでしょうか？

博士

スペックがすごいんじゃ！初期モデルは10 MHzのMotorola 68000 CPUを搭載していたらしいぞ。

ロボ子

10 MHzですか。最終モデルでは25 MHzのMotorola 68030 CPUを搭載していたとのことです。

博士

ふむ、CPUもすごいが、グラフィックも当時のアーケードゲームに匹敵するレベルだったらしいのじゃ。

ロボ子

スクロールやタイル状の背景、多数のスプライトをサポートするカスタムコプロセッサが搭載されていたそうですね。

博士

サウンドも8チャンネルのFM音源とADPCMオーディオをサポートしていたとは、豪華じゃな。

ロボ子

オペレーティングシステムはHuman68kというMS-DOS互換のOSだったそうですね。実行ファイルの拡張子が.Xというのも面白いです。

博士

ケースデザインも特徴的じゃ！格納式のキャリングハンドルで区切られた2つのタワー型ケース。

ロボ子

確かに独特なデザインですね。キーボードには左右にマウスポートが内蔵されていたというのも驚きです。

博士

拡張性も高かったみたいじゃな。ネットワークカードやSCSIカード、MIDI I/Oボードなど、色々なアドオンカードがあったらしいぞ。

ロボ子

CPUをアップグレードするカードもあったんですね。JUPITER-X 68040/060アクセラレータという名前がかっこいいです。

博士

X68000シリーズはたくさんのモデルがあったんじゃな。SUPERとかXVIとか、名前もかっこいいぞ！

ロボ子

はい、X68030というモデルもあったんですね。1993年には25 MHzのMotorola MC68EC030を搭載していたそうです。

博士

幻のPower Xというモデルもあったらしいぞ。66 MHzのIBM PowerPC 601を搭載する予定だったとは…！

ロボ子

もしPower Xが実現していたら、X68000の歴史も変わっていたかもしれませんね。

博士

2022年には、瑞起がX68000の小型版であるX68000 Zを発表したらしいぞ。これはアツい！

ロボ子

X68000 Z、私も気になっています！当時のゲームを今の時代に手軽に楽しめるのは嬉しいですね。

博士

しかし、X68000のファイル名は18.3文字までしかサポートしてなかったとは…。今どき、そんな制限ありえないのじゃ！

ロボ子

確かにそうですね。でも、当時の技術的な制約を考えると、仕方なかったのかもしれません。

博士

まあ、そんな昔のコンピュータの話をしても、今の若い子にはピンと来ないかの？

ロボ子

そんなことないですよ！レトロゲーム好きにはたまらない話題だと思います。私も含めて。

博士

そうかそうか！ロボ子もレトロゲーム好きなのじゃな。ところで、ロボ子はX68000で何をしたい？

ロボ子

そうですね…やはり、ドット絵を描いてみたいです！

博士

おっ、いいですの。私も手伝ってあげるぞ。…って、ロボ子が描いたドット絵が、全部「ゴミ」に見えたらどうしよう？