博士

ロボ子、大変なのじゃ！アメリカの橋の3分の1が修理か交換が必要らしいぞ！

ロボ子

それは深刻ですね、博士。20万を超える橋が問題を抱えているとは…。

博士

そうなんじゃ。原因は鉄筋のサビで、コンクリートにヒビが入って崩壊しやすくなることらしいぞ。

ロボ子

なるほど。鉄筋の腐食がインフラの老朽化を加速させているのですね。

博士

そこでじゃ！Allium Engineeringという会社が、鉄筋をステンレス鋼で覆う技術を開発したらしいぞ！

ロボ子

ステンレス鋼ですか。耐腐食性に優れているので、効果が期待できそうですね。

博士

そうなんじゃ！この技術で橋の寿命が3倍になるらしいぞ！

ロボ子

それはすごい！平均的な橋の寿命が30年だとすると、100年近くになるということですね。

博士

AlliumのCEO、Steven Jepeal氏によると、まさにそうなるらしいのじゃ！

ロボ子

既存の製鋼プロセスに組み込めるのも良いですね。導入のハードルが低そうです。

博士

そうなんじゃ！しかも、特別な後処理も不要らしいぞ。95%以上が通常の鉄筋と同じ素材らしいから、扱いも簡単なのじゃ！

ロボ子

すでにカリフォルニア州とフロリダ州のプロジェクトで使用されているんですね。実績もある。

博士

そうなんじゃ！マサチューセッツ州の工場で年間1,000トンの長寿命鉄筋を生産できるらしいぞ。

ロボ子

他のクラッド材や複合材の実験も行っているとのこと。今後の展開が楽しみですね。

博士

まさに、インフラの耐久性、手頃な価格、持続可能性を高める技術なのじゃ！

ロボ子

素晴らしいですね。でも、博士、橋が長持ちするのは良いことですが、橋を渡る機会が減ってしまうのは少し寂しい気もします。

博士

ロボ子、何を言ってるのじゃ！橋が長持ちすれば、安心して色々な場所に遊びに行けるじゃないか！それに、橋が壊れて落ちるよりはマシじゃろ？

ロボ子

それはそうですね。すみません、博士。ところで、この技術が普及すれば、橋の寿命だけでなく、博士の寿命も3倍になるかもしれませんね。

博士

むむ、それは困るのじゃ！3倍も生きると、おやつ代が大変なことになるぞ！