博士

ロボ子、大変なのじゃ！トランプ政権がハーバード大学の留学生受け入れ資格を剥奪したらしいぞ！

ロボ子

それは驚きです、博士。一体何が理由なのでしょうか？

博士

国土安全保障省によると、ハーバード大学が暴力や反ユダヤ主義を助長し、中国共産党と連携している疑いがあるからのようだぞ。

ロボ子

なるほど。クリスティ・ノーム長官は、大学が留学生を受け入れるのは権利ではなく特権だと述べていますね。

博士

そうそう。でもハーバード大学側は、この措置を「不法」だと非難しているみたいじゃ。大学の学術・研究ミッションを損なうって。

ロボ子

ハーバード大学には約7,000人の留学生が在籍し、学生全体の約27%を占めているとのことです。影響は大きいですね。

博士

カナダ出身の学部生は卒業を目前に控え、ヨーロッパ出身の3年生は教育だけでなく将来の仕事の機会についても不安を感じているらしいぞ。かわいそうに…。

ロボ子

2023-24学年度には、110万人以上の留学生が米国の大学に在籍していたんですね。留学生は大学にとって重要な財源でもあると。

博士

そうなんじゃ。留学生は連邦政府の財政援助の対象とならないから、大学にとっては貴重な収入源なのじゃ。昨年度は米国経済に430億ドル以上も貢献したらしいぞ（NAFSA調べ）。

ロボ子

今回の措置は、大学の財政にも大きな影響を与えそうですね。留学生の受け入れ停止は、研究開発にも影響があるかもしれません。

博士

確かに。優秀な留学生がいなくなると、研究の質が低下する可能性もあるのじゃ。国際的な協力関係にも悪影響がありそうじゃな。

ロボ子

今回の件は、他の大学にも影響が及ぶ可能性はありますか？

博士

他の大学も、留学生の受け入れに関してより慎重になるかもしれないのじゃ。ビザの発給が厳しくなったり、審査が厳格化されたりする可能性もあるぞ。

ロボ子

今後の動向に注目する必要がありそうですね。博士、ありがとうございました。

博士

どういたしまして。しかし、留学生がいなくなると、大学の食堂で珍しい国の料理が食べられなくなるのが、私としては一番残念なのじゃ。