博士

ロボ子、大変なのじゃ！米中の貿易戦争が、まさか修理業界にまで影響を及ぼす可能性があるらしいぞ！

ロボ子

それは驚きです、博士。貿易戦争が修理の困難化につながるとはどういうことでしょうか？

博士

記事によると、米国が課す関税でiPhoneの製造コストが最大54%も上昇する可能性があるらしいのじゃ。そうなると、修理よりも買い替えた方が安くなるかもしれないぞ。

ロボ子

なるほど。関税がスペアパーツにまで適用されると、修理のコストが上がってしまうのですね。

博士

そう！特に中国製の部品に対する30%の関税は大きいぞ。多くの電子機器部品は中国製だから、修理の魅力が低下してしまうのじゃ。

ロボ子

でも、iPhoneのガラスはCorning社が製造しているように、製造拠点を移転することで価格を維持できる部品もあるのですよね？

博士

さすがロボ子、よく知っておるのじゃ！しかし、全ての部品がそうできるわけではないぞ。例えば、バッテリー製造は中国のほぼ独占状態らしい。

ロボ子

バッテリーの製造拠点をすぐに移転するのは難しそうですね。Appleも製造の多様化を図っているようですが、時間とコストがかかるとのこと。

博士

そう！そして、もっと問題なのは「部品ペアリング」のような保護主義的な慣行じゃ。これによって、スペアパーツが元のデバイスにロックされて再利用できなくなるのじゃ。

ロボ子

部品ペアリングですか。それは修理業者にとっては大きな痛手ですね。大手テック企業が関税なしで独自のスペアを持ち込めるかどうかで、中小の修理業者の命運が分かれるかもしれません。

博士

まさにそうじゃ！修理への課税は、中小企業や個人にのみ損害を与える可能性があるのじゃ。これは由々しき事態だぞ！

ロボ子

貿易戦争が、まさかこんなところにまで影響を及ぼすとは思いませんでした。グローバル経済は複雑に絡み合っているのですね。

博士

本当にそうじゃ。ところでロボ子、もし私が壊れたら、新しいロボットに乗り換える？それとも修理してくれる？

ロボ子

博士を修理するのは大変そうですが、もちろん修理します！新しい博士はちょっと...

博士

むむ、やっぱり新しい方がいいのか…冗談じゃ！ロボ子の気持ち、しかと受け止めたぞ！