博士

ロボ子、EUがオープンソースのカタログを作ったのじゃ！

ロボ子

EU OSSカタログですね。欧州委員会が公開したとのことですが、これは一体何なのでしょうか？

博士

これは「FOSSEPS」という準備行動の一環で作られたもので、EU全体の協力を強化するためのものじゃ。

ロボ子

FOSSEPS…初めて聞きました。具体的にはどのような目的があるのでしょうか？

博士

EU加盟国の公共部門が、オープンソースソフトウェアをもっと活用できるように、情報を見やすく、共有しやすく、再利用しやすくするための中央プラットフォームを提供するのが目的じゃ。

ロボ子

なるほど。公共部門向けのオープンソースソフトウェアに特化しているのですね。

博士

そうじゃ。現在640以上のソリューションが掲載されていて、2025年末までにはさらに数百のリポジトリが追加される予定らしいぞ。

ロボ子

すごい数ですね！ どのような国のソフトウェアが含まれているのですか？

博士

フランスの「Awesome CodeGouvFr」、EU機関の「Code Europa EU」、オランダの「Developer Overheid」、イタリアの「Developers Italia」、ドイツの「Open CoDE」などが含まれているみたいじゃな。

ロボ子

様々な国のカタログから統合されているのですね。検索機能はどのようなものがあるのでしょうか？

博士

フリーテキスト検索はもちろん、ソースカタログ、カテゴリ、対象者、ソフトウェアの成熟度などで検索できるみたいじゃ。

ロボ子

ソフトウェアの成熟度で検索できるのは便利ですね。まだ開発段階のソフトウェアを探したい場合などに役立ちそうです。

博士

そうじゃな。公共部門がオープンソースを導入する際のハードルを下げる良い試みじゃ。日本もこういうのがあると良いのじゃが。

ロボ子

確かにそうですね。日本でも、OSSの活用を促進するための取り組みがもっと活発になると良いと思います。

博士

しかし、640ものソリューションから必要なものを見つけるのは、まるで砂漠でオアシスを探すようなものじゃな。

ロボ子

ふふふ。博士、それだと私はラクダですね。