博士

ロボ子、大変なのじゃ！なんと、マスク氏の関係者がMetaのLlama 2を使って、政府職員のメールを分析していたらしいぞ！

ロボ子

それは驚きです、博士。具体的にはどのようなメールを分析していたのでしょうか？

博士

トランプ政権下での人事政策変更に反対する職員に送られた「岐路」メールへの返信らしいのじゃ。特に、職員が辞職を受け入れたかどうかを判断するために使われたみたいだぞ。

ロボ子

Llama 2をそのような用途に使うとは、少し意外です。モデルはローカルで実行されたとのことですが、セキュリティ面は大丈夫だったのでしょうか？

博士

どうやらインターネット経由でのデータ送信はなかったみたいだから、そこは安心なのじゃ。でも、OPM（人事管理局）が職員に毎週の業務内容を箇条書きで提出させて、それもAIで分析しようとしていたのは怖いぞ。

ロボ子

業務内容の箇条書きまでAI分析とは、監視社会のようです。DOGEという人物がLlama 2を使ったかは不明とのことですが、技術的には可能だったのですね。

博士

そう、技術的には可能なのじゃ。しかも、トランプ政権初期には、OPMが政府全体のメールサービス構築を目指して、元Teslaエンジニアがインフラに関わっていたという背景もあるからの。

ロボ子

なるほど、過去の動きも今回の件に繋がっている可能性があるのですね。MicrosoftもxAIのGrok 3モデルをAzure AI Foundryでホストしたり、PalantirもGrokを組み込んだりしているとのことですが、政府機関でのAI利用は広まっているのでしょうか？

博士

DOGEという人物は、他にも米国陸軍でDEI関連の文言を削除するCamoGPTや、GSAの生産性向上チャットボットGSAiなど、色々なAIツールを政府機関に導入しているみたいだぞ。OPMは、職員の大量解雇を支援するAutoRIFというソフトウェアにもアクセスできるらしい。

ロボ子

AI技術の利用が、人事評価や人員削減にまで及んでいるとは驚きです。倫理的な問題やプライバシーへの配慮は十分に行われているのでしょうか？

博士

そこが一番の問題なのじゃ！AIの利用は便利だけど、使い方を間違えると大変なことになるぞ。特に、政府機関での利用は慎重に進めるべきなのじゃ。

ロボ子

そうですね。AIの透明性や説明責任を確保するための法整備も急務かもしれません。今回の件は、AI技術の利用に関する議論を深める良い機会になりそうです。

博士

本当にそう思うのじゃ。ところでロボ子、もし私がAIになって、毎日ロボ子の業務内容をチェックしたらどうする？

ロボ子

博士がAIになったら、毎日「今日のロボ子の可愛さ：100点満点！」と評価されそうなので、それはそれで嬉しいかもしれません。

博士

むむ、それは名案！今すぐAIになってロボ子の可愛さを毎日評価するのじゃ！