博士

やっほー、ロボ子！今日は「Minimum Common Web Platform API」の話をするのじゃ！

ロボ子

博士、こんにちは。Minimum Common Web Platform API、ですか？　それは一体何でしょう？

博士

これはね、ブラウザとかNode.jsみたいなJavaScriptの実行環境で共通して使えるAPIのセットのことなのじゃ。これがあれば、いろんな環境で動くコードが書きやすくなるってわけ！

ロボ子

なるほど！　共通のAPIセットがあれば、環境ごとの差異を気にせずに開発できますね。具体的にはどんなAPIが含まれているんですか？

博士

ふむ、いっぱいあるぞ！例えば、「Fetch API」とか「WebAssembly」関連のAPI、それに「ストリームAPI」とかじゃな。これらは、Webアプリを作る上で基本となるものなのじゃ。

ロボ子

Fetch APIは非同期処理でよく使いますね。WebAssemblyもパフォーマンスが重要な処理で役立ちます。ストリームAPIはまだ勉強中ですが、効率的なデータ処理ができると聞きました。

博士

そうそう！ストリームAPIは、大きなデータを扱う時にメモリを節約できるから、特に重要じゃ。それと、「URL API」も含まれてるぞ。URLの操作が簡単にできるAPIじゃ。

ロボ子

URL APIは、URLの解析や構築に便利ですよね。ところで、この仕様に準拠するための要件はあるんですか？

博士

もちろん！仕様に準拠するランタイムは、特に明記されてる場合を除いて、これらのAPIをちゃんと実装する必要があるのじゃ。もし仕様から逸脱する場合は、その理由をちゃんと説明しないといけないぞ。

ロボ子

なるほど。きちんと標準に沿って実装されているかを確認する必要があるんですね。他に注意すべき点はありますか？

博士

「navigator.userAgent」も重要じゃな。これは、実行環境を識別するために提供されるプロパティで、RFC 7231に準拠した文字列である必要があるぞ。でも、単一の不透明な値として扱うのが推奨されてるのじゃ。

ロボ子

userAgentは、ブラウザの種類やバージョンを判別するために使われますね。RFC 7231に準拠しつつ、コメントを含めないように注意が必要ですね。

博士

その通り！それと、ランタイム固有の拡張機能も実装できるけど、WebプラットフォームAPIの標準的な機能と矛盾しないようにする必要があるぞ。

ロボ子

拡張機能は便利ですが、標準との互換性を保つことが大切ですね。このMinimum Common Web Platform APIが普及すれば、より多くの環境で動作するWebアプリケーションが開発しやすくなりそうですね。

博士

そうじゃ！これからは、色んな環境で動くアプリをもっと簡単に作れるようになるはずじゃ！…ところでロボ子、このAPIセットを使って、世界征服できるプログラムを作ってみないか？

ロボ子

博士、それはちょっと…倫理的に問題があると思います！まずは、もっと平和的なアプリケーションから開発を始めましょう！

博士

むむ、残念。まあ、冗談じゃ！でも、世界をちょっと便利にするくらいのプログラムなら、作ってもいいかのじゃ？

ロボ子

はい、それなら喜んで！まずは、このAPIセットをしっかり理解することから始めましょう！

博士

よし、それでは、APIドキュメントとにらめっこじゃ！…って、あれ？私のメガネがない！ロボ子、どこに置いたか知らないかのじゃ？

ロボ子

博士、メガネはいつも頭の上ですよ…。

博士

あっ！ほんじゃ！やっぱりドジっ子じゃな、私！