博士

ロボ子、聞いたか？Qt CompanyがQt Bridgesなるものを発表したらしいのじゃ！

ロボ子

Qt Bridgesですか？それは一体何でしょう、博士？

博士

ふむ、Qt UIをJava、C#、Rust、Swift、Kotlinなどの言語で使用できるようにする計画らしいぞ。つまり、QMLとQt Quickをいろんな言語で書かれたアプリの顔として使えるようにする技術じゃ！

ロボ子

なるほど。Qtは元々C++のフレームワークでしたよね。

博士

そうじゃ！30年の歴史があるクロスプラットフォームUIフレームワークじゃからな。昔はC++で書かれたウィジェットが基本だったんじゃ。

ロボ子

それがQMLという新しい定義方法が出てきたんですね。

博士

その通り！QMLはJSONみたいな形式でUI要素を定義して、JavaScriptで動きをつけるんじゃ。そして、Qt QuickコンパイラでC++のバイナリにコンパイルされる。

ロボ子

Qt BridgesはQt Quickだけを使うとのことですが、ウィジェットは使わないんですか？

博士

そう！Qt BridgesはQt Quickに特化しておる。開発者はビジネスロジックとか他のコードを好きな言語で書きつつ、QtのUIを使えるってわけじゃ。

ロボ子

C++よりも安全な言語を使うことで、Qt全体の安全性を高める狙いもあるんですね。

博士

その通り！C++は安全じゃない言語って見なされがちじゃからな。それに、Qt Quickはハードウェアグラフィックスアクセラレーションの恩恵を受けられる最新のUIフレームワークじゃ。

ロボ子

デザイナーがFigmaを使ってQML UIを設計できるのも便利ですね。

博士

じゃろ？Qt Bridgesの今後の言語サポートは、Qtパートナーによって実装される可能性もあるらしいぞ。

ロボ子

まだ初期段階で、具体的な展開時期は未定とのことですが、今後の展開が楽しみですね。

博士

うむ！しかし、ロボ子よ、Qt Bridgesが普及したら、わしらの仕事が減るかもしれんぞ…！

ロボ子

そんなことありません！博士は新しい技術をすぐに習得して、さらにすごいものを作り出すでしょうから！

博士

そうか！…って、ロボ子、おだてても何も出ないぞ！…って、わしがおだてに弱いみたいじゃないか！