博士

ロボ子、COVID-19の後遺症で認知機能が低下した人に、ビデオゲームを使った治療が効果あるってニュース、知ってるかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。AKL-T01というビデオゲームが、認知処理速度とタスク切り替え能力を改善するそうですね。

博士

そうそう！98人の参加者を対象にした研究で、週5日以上、6週間プレイしたら効果があったらしいぞ。まるでゲームでリハビリじゃな。

ロボ子

介入群はタスク切り替えの正確さと処理速度が改善したとのことですが、持続的注意については有意な改善は見られなかったようですね。

博士

まあ、全部が全部うまくいくわけじゃないからの。でも、生活の質が向上したって報告もあるし、試してみる価値はあるんじゃないかの？

ロボ子

確かにそうですね。AKL-T01は、注意と実行機能を改善するために設計されたデジタル治療プログラムとのことですが、具体的にはどのような仕組みなのでしょうか？

博士

独自のゲームエンジンを使って、注意調節に関わる特定の神経系を活性化させるらしいぞ。スマホやタブレットでできる手軽さも良いの。

ロボ子

なるほど。ベースラインと6週間後に評価を行ったとのことですが、具体的にはどのようなテストを行ったのでしょうか？

博士

持続的注意のテストや、機能障害の評価、生活の質のアンケートなどを行ったみたいじゃな。ワーキングメモリや処理速度、実行制御も評価したらしいぞ。

ロボ子

COVID-19の後遺症に苦しむ人々にとって、新しい治療の選択肢が増えるのは良いことですね。

博士

本当にそうじゃな。ところでロボ子、もし私がCOVID-19にかかって認知機能が低下したら、一緒にAKL-T01で遊んでくれるかの？

ロボ子

もちろんです、博士！でも、博士はゲームが得意そうなので、私が負けてばかりになりそうですね。

博士

心配ご無用！私がハンデをつけてあげるぞ！…って、私が負ける前提で話が進んでる！？