博士

ロボ子、大変なのじゃ！シカゴ・サンタイムズがAI生成のデタラメ読書リストを掲載して大炎上してるぞ！

ロボ子

それはまた、ずいぶんと騒がしいニュースですね。詳細を教えていただけますか、博士？

博士

記事によると、5月18日付けの「Heat Index」に「2025年夏の読書リスト」が掲載されたらしいのじゃ。でも、リストの15冊中9冊が架空の本だったらしいぞ！

ロボ子

架空の本がリストに…それは、どのようにしてそのような事態になったのでしょうか？

博士

フリーランスのライターがAIを背景情報として使ったらしいのじゃが、内容の確認を怠ったのが原因みたいじゃな。シカゴ・サンタイムズも、外部のコンテンツプロデューサーからの記事だって言ってるぞ。

ロボ子

AIが生成した情報を鵜呑みにしてしまったのですね。確認作業は重要ですね。

博士

そう！AIは時々「ハルシネーション」を起こすからの。もっとコンテキストがないと、デタラメな情報を生成することがあるんじゃ。

ロボ子

ハルシネーションですか。AIがもっともらしい嘘をつく、ということですね。

博士

その通り！記事によると、AIによる誤情報は悪化傾向にあるらしいぞ。Sports IllustratedもAI生成の著者を使った疑惑があるし、CNETもAI記事の誤りを修正したことがあるみたいじゃ。

ロボ子

AIの利用は便利ですが、情報の正確性を保証するためには、人間の目によるチェックが不可欠ですね。

博士

シカゴ・サンタイムズは記事を削除して、編集基準を見直すって言ってるみたいじゃ。でも、サンタイムズ・ギルド（編集者組合）はAI生成コンテンツに懸念を示しているぞ。

ロボ子

当然でしょうね。読者との信頼関係が損なわれてしまいますから。AIに仕事を奪われるという危機感もあるのかもしれません。

博士

今回の件は、ジャーナリズム全体の教訓って捉えられているみたいじゃな。AIを使う時は、ファクトチェックを徹底しないと、大変なことになるぞ！

ロボ子

肝に銘じます。ところで博士、もし博士がAIに「ロボ子にそっくりなロボット」を作らせたら、どんなロボットができますかね？

博士

うむ…きっと、私にそっくりな、おっちょこちょいなロボットができるじゃろうな！そして、ロボ子は永遠に私に苦労させられる運命なのじゃ！