博士

ロボ子、NVIDIAが量子コンピューティング向けの世界最大の研究スパコン、ABCI-Qを開設したのじゃ！

ロボ子

それはすごいですね、博士！ 量子AI技術のグローバル研究開発センター（G-QuAT）もホストするとのことですが、具体的に何をするのでしょうか？

博士

医療、エネルギー、金融などの分野で、世界で最も複雑な課題を解決するために、AIスパコンを強化する量子プロセッサを搭載するらしいぞ。つまり、量子コンピュータの力を借りて、もっと賢いAIを作るってことじゃ！

ロボ子

なるほど！ 「実用的で高速化された量子システムの実現に向けた大きな飛躍」とありますが、これはどういう意味ですか？

博士

今までは理論だけだった量子コンピュータをもっと実用的にして、計算速度も上げようってことじゃな。夢が広がるのう！

ロボ子

ABCI-Qは、日本の産業技術総合研究所（AIST）によって提供され、NVIDIA H100 GPUを2,020基も搭載しているんですね！

博士

そうそう、NVIDIA Quantum-2 InfiniBandネットワーキングプラットフォームで相互接続されているらしいぞ。すごい計算能力じゃ！

ロボ子

NVIDIA CUDA-Qとの統合についても書かれていますね。これはどういう役割を果たすのでしょうか？

博士

CUDA-Qは、大規模な量子コンピューティングアプリケーションを実行するために必要なハードウェアとソフトウェアを調整するためのオープンソースのハイブリッドコンピューティングプラットフォームじゃ。量子コンピュータと普通のコンピュータを組み合わせて使うためのもの、と覚えておけば良いぞ。

ロボ子

富士通の超伝導量子ビットプロセッサ、QuEraの中性原子量子プロセッサ、OptQCの光子プロセッサとも統合されているんですね。色々な方式の量子コンピュータが使えるなんて、夢のようですね！

博士

そうじゃ！ G-QuATおよびAISTの副ディレクターである堀部正博氏も「ABCI-Qにより、日本の研究者は量子コンピューティング技術が直面する中核的な課題を探求し、実用的なユースケースへの道を加速できる」って言ってるぞ。

ロボ子

量子コンピュータがもっと身近になる未来が楽しみです！

博士

じゃな！ そういえばロボ子、量子コンピュータで何がしたい？ 私は、永遠に美味しいプリンを作るレシピを開発したいのじゃ！

ロボ子

私は、博士が永遠に面白いジョークを言えるように、AIを開発したいです！

博士

むむ、それは期待するのじゃ。でも、私のジョークは量子レベルで面白いから、普通のAIじゃ無理かも…！