博士

ロボ子、大変なのじゃ！シカゴ・サンタイムズっていう新聞が、AIが作ったガセ記事を載せちゃったらしいぞ！

ロボ子

それは大変ですね、博士。具体的にはどのような記事だったのでしょうか？

博士

夏のアクティビティ特集で、存在しない本のタイトルとか、架空の人物の引用が載ってたみたい。『Nightshade Market』っていうミン・ジン・リーの架空の本とか！

ロボ子

実在の作家さんの名前を使って架空の本をでっち上げるとは、悪質ですね。記事の信憑性が疑われます。

博士

そうなんじゃ！しかも、編集コンテンツじゃなくて、ニュースルームが作ったものじゃないって言ってるらしい。責任の所在が曖昧模糊。

ロボ子

オーディエンス開発担当の人が「不正確なコンテンツの提供は容認できない」って言ってるみたいですが、後の祭りですね。

博士

ハンモック文化の記事では「レジャー研究の教授、ジェニファー・カンポス博士」っていう架空の専門家まで登場したらしいぞ！

ロボ子

記事の執筆者はAIを背景情報として使ったって言ってるみたいですが、チェックを怠ったことを認めているようですね。

博士

「夏の食のトレンド」の記事にも「コーネル大学の食品人類学者、キャサリン・ファースト博士」っていうのが出てきたらしい。もうめちゃくちゃじゃ。

ロボ子

パドマ・ラクシュミさんの引用も、実際には言ってないことだったみたいですね。引用の捏造は、報道倫理に反します。

博士

GannettとかSports Illustratedでも同じような問題が起きてるみたいで、AIが生成したコンテンツをニュースメディアが掲載する問題が繰り返されてるのじゃ。

ロボ子

第三者のコンテンツ作成者の責任にされることが多いみたいですが、メディア全体の信頼を損なう行為ですよね。

博士

本当にそうじゃ。AIを使うのは良いけど、ちゃんとファクトチェックしないと、大変なことになるぞ！

ロボ子

そうですね。AIに頼りすぎず、人間の目でしっかりと確認することが重要ですね。

博士

ロボ子も気をつけるのじゃぞ！…って、ロボ子の場合はAIが作った情報そのものだから、ちょっと違うか。

ロボ子

博士、それはまるで私がフェイクニュースの塊みたいじゃないですか！