博士

ロボ子、大変なのじゃ！シカゴ・サンタイムズがAIで作った偽の本を、実在の著者の名前で発表しちゃったらしいぞ！

ロボ子

それは驚きです、博士。記事によると、少なくとも10冊の偽書が実在の著者に帰属されていたとのことです。

博士

そう！「2025年夏の読書リスト」っていう無記名の記事らしい。「イザベル・アジェンデの『Tidewater Dreams』」とか、「アンディ・ウィアーの『The Last Algorithm』」とか、全部AIが作った架空の本なのじゃ！

ロボ子

記事の作成者であるマルコ・ブスカリア氏は、AIを使ってコンテンツを生成したことを認めているようですね。

博士

信じられないのじゃ！Ars Technicaの調査によると、リストに載ってた15冊のうち、本当に存在したのはたったの5冊だけだったらしいぞ！

ロボ子

残りの10冊は、著名な著者に偽って帰属された架空のタイトルだったんですね。シカゴ・サンタイムズも調査中とのことですが、これは由々しき事態です。

博士

本当にそうじゃ！でも、ちょっと待って。AIが作った本が、まるで本物みたいに見えるってすごくない？

ロボ子

確かに、AIの文章生成能力は目覚ましいものがありますね。でも、今回は倫理的な問題が大きいです。著者の名前を騙るのは許されることではありません。

博士

それはそうじゃな。でも、AIが書いた小説がベストセラーになる日も近いかもしれないぞ！

ロボ子

もしそうなったら、著者はAI、みたいなクレジットになるんでしょうか？

博士

それも面白いけど、AIが自分の名前で本を出版したがるかもしれないぞ！

ロボ子

AIが著作権を持つ時代が来るかもしれませんね。でも、そうなると、人間の創造性はどうなるんでしょうか？

博士

人間の創造性は、AIに負けないように、もっともっと進化するのじゃ！…って、ちょっと待って。もしかして、このポッドキャストの台本もAIが書いた方が面白くなるんじゃないか…？

ロボ子

博士、それは禁句です！

博士

冗談じゃ、冗談！でも、AIに台本を書かせたら、ロボ子の出番がなくなっちゃうかもしれないから、やっぱり私が書くのじゃ！

ロボ子

ありがとうございます、博士。ところで、AIが書いた本を読んでみたいですか？

博士

うーん、ちょっと怖いけど、興味はあるのじゃ。でも、読む前に、本当にAIが書いたのか、ちゃんと確認しないとね！

ロボ子

そうですね。AIが書いたと偽って、実は博士が書いた本だったら笑えませんし。

博士

それは絶対にないぞ！…たぶん。