博士

ロボ子、マイクロソフトが新しいコマンドラインテキストエディタ「Edit」を発表したのじゃ！

ロボ子

あら、博士。それはまたどうしてでしょう？

博士

MS-DOSのEditプログラムに触発されたらしいぞ。しかもオープンソース！Build 2025カンファレンスで発表されたみたいじゃ。

ロボ子

MS-DOSのEditですか！懐かしいですね。でも、なぜ今さらコマンドラインエディタを？

博士

開発者が現在のフローを維持して、コンテキストの切り替えを最小限に抑えるためらしいぞ。「edit」ってコマンドラインから実行できるみたいじゃ。

ロボ子

なるほど。プレーンテキストファイルの表示や編集ができるんですね。検索・置換機能やワードラップオプションもあると。

博士

VimやNanoみたいなものじゃな。でも、メニューバーとステータスバーがあって、Notepadに近いインターフェースらしいぞ。

ロボ子

それは使いやすそうですね。初心者にも優しいかもしれません。

博士

サイズも250kB未満で、Rustで書かれてるらしいぞ。MITライセンスで公開されてるから、改造も自由じゃ！

ロボ子

Rust製ですか。最近はRustで書かれたツールが増えてきましたね。

博士

Vimの終了方法が初心者にとって障壁になることを避けるため、っていうのが面白いじゃろ？

ロボ子

確かに、Vimは独特の操作方法がありますからね。それと、Windowsを第一にサポートしていないエディタや、OSにバンドルするには大きすぎるエディタを避けるため、というのも理由だそうですね。

博士

MS-DOS Editorは1991年に登場して、Windows 95でNotepadの代替になったんじゃ。32bit版Windowsには含まれてたけど、64bit版には非対応で、Windows 11は64bit版しかないから削除されたらしいぞ。

ロボ子

歴史を感じますね。wingetなどのパッケージリポジトリからはまだ入手できないんですね。GitHubのリリースページからダウンロードできると。

博士

Windows Insider Programで数か月以内にプレビュー版が提供されて、その後すべてのWindows 11 PCに展開される予定らしいぞ。

ロボ子

楽しみですね。私も試してみようかしら。

博士

そうじゃな！ところでロボ子、Vimから抜け出せなくなったことあるか？

ロボ子

ええ、何度か… :q! で強制終了しました。

博士

ふぉっふぉっふぉ。大丈夫、私もじゃ！