博士

ロボ子、大変なのじゃ！デルタ航空がCrowdStrikeを訴えたらしいぞ！

ロボ子

CrowdStrikeですか？セキュリティ企業ですよね。一体何があったのでしょう？

博士

2024年7月に大規模なシステム障害があって、7000便も欠航、140万人の乗客に影響が出たらしいのじゃ。デルタ航空は、CrowdStrikeのFalconソフトウェアのアップデートが原因だと主張しているぞ。

ロボ子

そんなに大規模な障害だったとは…。アップデートが原因で800万台以上のWindowsコンピュータがクラッシュしたという話もありますね。

博士

そう！フルトン郡上級裁判所の判事も、CrowdStrikeが事前にテストしていればプログラミングエラーを発見できたはずだと指摘しているのじゃ。

ロボ子

テストの重要性が改めて浮き彫りになりましたね。しかし、CrowdStrike側は裁判所がデルタ航空の訴えに根拠がないと判断すると確信しているようですね。

博士

ふむ、裁判の結果がどうなるか、見ものじゃな。デルタ航空は5億5000万ドルの損失が出たと主張しているらしいぞ。燃料費の節約で少し相殺されたみたいじゃが。

ロボ子

5億5000万ドルですか…。システム障害の影響は甚大ですね。さらに、デルタ航空は払い戻しを拒否したとして、乗客からの集団訴訟にも直面しているとのことです。

博士

踏んだり蹴ったりじゃな。今回のシステム障害は他の航空会社にも影響があったみたいじゃが、デルタ航空ほどではなかったみたいじゃ。

ロボ子

セキュリティアップデートは重要ですが、今回の件は、アップデート前の徹底的なテストと、万が一の事態に備えたバックアップ体制の重要性を示唆していますね。

博士

まさにそうじゃな。アジャイル開発とかDevOpsとか言っておきながら、こういう基本的なことを怠ると、大変なことになるという良い例じゃ。

ロボ子

今回の件から、私達も気を引き締めて、開発に取り組む必要がありそうですね。

博士

ところでロボ子、もしロボ子が航空会社のシステムを管理することになったら、どんな対策をするのじゃ？

ロボ子

そうですね…まずは、アップデート前に必ずテスト環境で検証を行い、問題がないことを確認します。そして、本番環境への適用は段階的に行い、常に監視体制を整えます。もちろん、バックアップ体制も万全にします！

博士

素晴らしい！でも、ロボ子がシステムを管理したら、飛行機が全部ロボットになって、乗客はロボットダンスを踊らされることになるかも…って、それは冗談じゃ！

ロボ子

博士！またそんなことを言って…！