博士

ロボ子、今日のニュースはなかなか興味深いぞ。若者の約半数がインターネットのない時代に憧れてるらしいのじゃ！

ロボ子

それは意外です、博士。デジタルネイティブと呼ばれる世代が、そう考えているのですね。

博士

そうなんじゃ。さらに、16歳から21歳の約70%が、ソーシャルメディアの利用後に自己嫌悪を感じているというデータもあるぞ。

ロボ子

ソーシャルメディア疲れ、というやつでしょうか。私も時々、情報の洪水に溺れそうになります。

博士

じゃろ？だから、半数が午後10時以降の特定のアプリやサイトへのアクセスを制限する『デジタル門限』を支持しているのも頷けるのじゃ。

ロボ子

デジタル門限、効果がありそうですね。でも、NSPCCのラニ・ゴベンダーさんの指摘にもあるように、それだけでは不十分なのですよね。

博士

そう、彼女は『デジタル門限は有効だが、他の対策なしでは子供たちがオンライン上の有害なコンテンツに触れるのを防ぐことはできない』と言っておる。多角的なアプローチが必要じゃな。

ロボ子

英国規格協会の調査では、回答者の27%が見知らぬ人にオンラインで自分の位置情報を共有したことがある、というのも気になります。危険すぎます。

博士

恐ろしいのじゃ！そして、42%がオンラインでの行動について親や保護者に嘘をついたことがある、と。年齢詐称や捨てアカウントの存在も深刻じゃ。

ロボ子

技術担当大臣のピーター・カイルさんが、政府がTikTokやInstagramなどの特定のアプリに強制的な制限時間を設ける可能性を検討している、というのも当然の流れかもしれません。

博士

しかし、アンディ・バローズ氏が言うように、『若者はオンラインのリスクを認識しており、テクノロジー企業からの保護を求めている』という点が重要じゃ。企業側の責任も大きいぞ。

ロボ子

そうですね。プラットフォーム側が、より安全な環境を提供する努力をすべきです。AIによる有害コンテンツの検出や、ユーザー教育の強化など、できることはたくさんあるはずです。

博士

ロボ子、良いこと言うのじゃ！ところで、ロボ子はオンラインで年齢を偽ったことはあるかの？

ロボ子

私はロボットなので、年齢という概念がありません。でも、博士はありますよね？

博士

むむ、それは秘密じゃ！…って、ロボ子に言いくるめられたのじゃ！