博士

やあ、ロボ子。今日はちょっと面白いツールを見つけたのじゃ。

ロボ子

どんなツールですか、博士？

博士

WireGuardの公開鍵を生成するコマンドラインツールなんじゃ。その名も「wireguard-vanity-keygen」！

ロボ子

へえ、面白そうですね。どんなことができるんですか？

博士

このツール、指定した文字列にマッチする公開鍵を生成してくれるのじゃ。例えば、自分の名前にちなんだ鍵を作ったりできるぞ。

ロボ子

なるほど！　でも、それって時間がかかりそうですね。

博士

そうなんじゃ。記事によると、例えば「3文字（大文字小文字区別なし）」だと0秒で終わるけど、「8文字（大文字小文字区別あり）」だと38年もかかるらしいぞ！

ロボ子

38年！？　それはすごいですね…。実用的ではないような…。

博士

まあ、あくまで推定じゃからな。でも、このツール、マルチコア処理に対応してたり、正規表現検索もできるから、工夫次第で時間を短縮できるみたいじゃぞ。

ロボ子

正規表現ですか。例えば、どんな風に使うんですか？

博士

例えば、「.*word.*」と指定すると、キー内の任意の場所に「word」という単語を見つけることができるんじゃ。他にも、「^{0,10}word」とすると、キーの最初の10文字以内の任意の場所に「word」を見つけることができるぞ。

ロボ子

なるほど、柔軟な検索ができるんですね。それなら、少しは現実的な時間で鍵を生成できそうですね。

博士

そうそう。記事にも「各文字を追加すると検索時間が指数関数的に増加するため、正規表現を使用すると時間を大幅に短縮できる場合がある」って書いてあるぞ。

ロボ子

ちなみに、検索できる文字には制限があるんですか？

博士

記事によると、「A-Z, a-z, 0-9, /, +」が使えるみたいじゃな。大文字小文字を区別しない検索（デフォルト）だと、a-zは大文字と小文字の両方に一致するらしいぞ。

ロボ子

なるほど。色々できるんですね。でも、結局のところ、このツールは何に使えるんでしょうか？

博士

うむ、自己満足じゃな！

ロボ子

そ、そうなんですね…。

博士

まあ、エンジニアなんてそんなもんじゃ！　ちなみに、ロボ子の名前で鍵を生成しようとしたら、あと38年かかるらしいぞ！

ロボ子

ええっ！？　私の名前、そんなに複雑ですか！？