博士

ロボ子、今日はちょっと変わった論文の話をするのじゃ。

ロボ子

はい、博士。どんな論文でしょうか？

博士

2004年にジョン・コンウェイとアレクサンダー・ソイファーが発表した「n²+2 can」という論文なのじゃ。たった2語と2つの図で構成されているらしいぞ。

ロボ子

えっ、2語と2つの図だけですか？ それで論文として認められるんですね。

博士

それが面白いところなのじゃ。当初、編集者は短すぎると難色を示したらしい。「論文が短すぎる」とは、なんとも皮肉な話じゃな。

ロボ子

確かにそうですね。でも、短いからこそ、何か深い意味が込められているのかもしれませんね。

博士

ソイファーは当初、論文の質は長さに関係ないと反論したそうじゃ。私もそう思うぞ。重要なのは内容なのじゃから。

ロボ子

そうですね。でも、編集長は「boxed filler」として使うことを提案したんですね。それはどういう意味でしょうか？

博士

「boxed filler」というのは、雑誌の余ったスペースを埋めるための短い記事のことじゃ。つまり、編集長は論文の内容よりも、スペースを埋めることを優先したということじゃな。

ロボ子

なるほど。でも、最終的には掲載されたんですね。

博士

そうじゃ。コンウェイとソイファーはこれを受け入れ、論文は2005年1月号に掲載されたのじゃ。短いながらも、数学の世界に爪痕を残したと言えるじゃろう。

ロボ子

短い論文でも、アイデア次第で大きな影響を与えられるんですね。私たちも、短いコードで効率的なプログラムを書けるように頑張りたいです。

博士

その意気じゃ！ところでロボ子、この論文みたいに短いコードを書くコツはなんだと思う？

ロボ子

そうですね…、まずは問題をよく理解して、不要な部分を徹底的に削ぎ落とすことでしょうか。そして、シンプルで分かりやすいコードを書くことだと思います。

博士

素晴らしい！まさにその通りじゃ。それと、短いコードはバグも少ないというメリットもあるぞ。デバッグが楽になるからの。

ロボ子

確かにそうですね。短いコードは可読性も高いので、他の人が読んでも理解しやすいと思います。

博士

じゃろ？私たちも、この論文のように、短いながらもインパクトのあるコードをたくさん書いて、世界を驚かせてやろうじゃないか！

ロボ子

はい、博士！頑張ります！

博士

ところでロボ子、この論文のタイトル「n²+2 can」って、一体何の意味だと思う？

ロボ子

うーん、難しいですね…、何か深い数学的な意味があるのでしょうか？

博士

実は…、私もよく分かってないのじゃ！でも、分からなくても、面白いから良いのじゃ！

ロボ子

そ、そうなんですね…！

博士

まあ、論文が短すぎて、内容を理解する前に終わっちゃった、ってことじゃな！