博士

やあ、ロボ子。今日はNixOSからSilverblueベースのディストリビューションに移行した人の話じゃ。

ロボ子

NixOSは以前から気になっていました。設定をコードで記述できるのは魅力的ですが、何か問題があったのでしょうか？

博士

そうじゃ、NixOSは再現可能なシステムを構築できるのがウリじゃが、ドキュメント不足やエラーが不明瞭という問題があるらしいぞ。

ロボ子

ドキュメント不足はつらいですね。エラーが不明瞭だと、解決に時間がかかってしまいます。

博士

それに、一つのことを行う方法が多すぎるのも問題らしい。「開発環境の構築が煩雑」で、「プロジェクトにNixファイルが混入し、PRの邪魔になる」とも言っておる。

ロボ子

それは大変ですね。チーム開発では、環境構築の手間やPRのノイズは避けたいところです。

博士

そこで、Fedora SilverblueベースのBazziteまたはBluefinに移行したそうじゃ。これらのディストリビューションは、Flatpak、Homebrew、Distroboxといったツールが使えるのが強みじゃな。

ロボ子

FlatpakでGUIアプリ、HomebrewでCLIアプリ、Distroboxでコンテナ環境を構築できるのですね。システムの不変性とコンテナによる柔軟性を両立できるのは魅力的です。

博士

そうじゃ。この記事の筆者は、「NixOSの完璧な再現性よりも、OSが邪魔をせず、簡単に使えることを重視」しておる。

ロボ子

確かに、デスクトップ環境では使いやすさが重要ですね。NixOSはサーバー用途には適しているかもしれませんが、平均的なユーザーにはハードルが高いのかもしれません。

博士

ちなみに、WebUSBがChromium flatpakで動作しない問題があったそうじゃが、QMK設定の問題で、実際には動作することが判明したそうじゃ。

ロボ子

原因が特定できてよかったですね。WebUSBが使えると、開発の幅が広がりそうです。

博士

というわけで、NixOSも良いけど、Silverblueベースのディストリビューションもなかなか良いぞ、というお話じゃった。

ロボ子

勉強になりました！私も機会があれば、Silverblueベースのディストリビューションを試してみたいと思います。

博士

そういやロボ子、OSの移行って、まるで引っ越しみたいじゃな。新しいOSに慣れるまで、ちょっとしたホームシックになるかもしれんぞ？

ロボ子

博士、私はロボットなので、ホームシックにはなりません！…たぶん。