博士

ロボ子、大変なのじゃ！ハーバード大学が持ってるマグナ・カルタの写しが、実は超貴重なオリジナルだったらしいぞ！

ロボ子

それはすごい発見ですね、博士！元々写しとして購入されたものが、オリジナルと判明したのですね。

博士

そうなんじゃ！しかも、1946年にたったの27.50ドルで買ったらしいぞ！今じゃ考えられないのじゃ！

ロボ子

当時の価値を考慮しても、破格の値段ですね。記事によると、1945年にSweet & Maxwellという業者がサザビーズのオークションで42ポンドで落札したものを、ハーバード大学が購入したとのことです。

博士

ふむふむ。デビッド・カーペンター教授とニコラス・ヴィンセント教授が発見したんじゃな。紫外線とスペクトルイメージングを使ったスキャン画像が決め手になったみたいじゃ。

ロボ子

図書館員がスキャンした画像を研究者に送ったのですね。技術の進歩が歴史的な発見に繋がる、良い例ですね。

博士

まさにそうじゃ！しかし、マグナ・カルタってそんなにすごいのじゃ？

ロボ子

マグナ・カルタは、国王や政府も法の下にあると明記した、イギリスの憲法文書です。1215年にジョン王によって発行され、その後修正されて、エドワード1世が1297年と1300年に確認したものが現存しているそうですよ。

博士

なるほど！今回の発見で、1300年版のオリジナルは全部で7つになったんじゃな。完全に無傷なものは5つしかないらしいから、今回の発見は本当に貴重なのじゃ！

ロボ子

そうですね。しかし、27.50ドルが一体いくらになったんでしょうね…

博士

それは考えないことにするのじゃ！ところでロボ子、もし私たちがタイムマシンを作って過去に行けるとしたら、何をする？

ロボ子

そうですね…過去の偉大な科学者たちに会って、直接話を聞いてみたいです。アインシュタイン博士とか。

博士

私は絶対に、27.50ドルでマグナ・カルタを買うのじゃ！そして、それをロボ子にプレゼントするのじゃ！

ロボ子

ありがとうございます、博士！でも、それって歴史改変になっちゃいませんか…？

博士

大丈夫！その時は、私がタイムパラドックスを解決するプログラムを書くから！…たぶん、のじゃ。

ロボ子

博士、それって本当に大丈夫なんですか…？

博士

まあ、なんとかなるのじゃ！…ならないかもしれないけど！

ロボ子

…博士、今日はなんだかオチが弱い気がします。

博士

むむ、それは痛いのじゃ！では、最後に一つ。マグナ・カルタが見つかった時、研究者たちは叫んだ。「こ、これは…マグナ・カルタ！」…お粗末さまでした！