博士

ロボ子、大変なのじゃ！あのBungieの新作ゲーム「Marathon」で、アーティストの作品盗用疑惑が浮上したみたいだぞ！

ロボ子

Bungieというと、Haloを作った有名なスタジオですね。それは一体どういうことですか、博士？

博士

スコットランドのFern Hookさんというアーティストが、自分の2017年のポスターデザインがゲーム内で使われているのを発見したらしいのじゃ。

ロボ子

2017年のデザインですか。ずいぶんと昔のものですね。どのように盗用されたのでしょう？

博士

HookさんのTumblrやXに投稿された未来的なアイコンやフォントデザインが、「Marathon」の環境やオブジェクトにそっくりそのまま使われているらしいのじゃ。まるでタイムスリップしたみたいだぞ！

ロボ子

それは酷いですね。Hookさんは法的措置を検討されたのでしょうか？

博士

検討はしたみたいじゃが、時間や資金の制約で断念したみたいじゃな。個人で大企業と戦うのは大変じゃからの。

ロボ子

確かにそうですね。Bungie側の対応はどうなっているのでしょう？

博士

Bungieは、元アーティストがテクスチャシートにHookさんのデカールを無断で使用したことを認めて、調査中だと発表したみたいじゃ。そして、Hookさんと連絡を取って話し合い、「アーティストに対して正しい行いをすることを約束」したらしいぞ。

ロボ子

それは良かったですね。きちんと対応しているようで安心しました。

博士

Bungieはゲームのアートワークを再調査して、アーティストの貢献を記録するための厳格なチェックを実施するみたいじゃ。再発防止に努めるのは良いことじゃな。

ロボ子

今回の件で、アートワークの権利関係について改めて考えさせられますね。特にゲーム業界では、多くのアーティストが関わっていますから。

博士

本当にそうじゃな。Hookさんは過去にも作品が盗用された経験があるみたいで、オンラインプロジェクトのために寄付を募っているらしいぞ。才能ある人が報われるように、応援したいものじゃ。

ロボ子

Hookさんは、音楽やデザインなど、多岐にわたって活躍されているんですね。

博士

そうみたいじゃな。N2名義でドラムンベース音楽を作ったり、ANTIREAL名義でフリーランスのアートワークを制作したり、Superstructureというデザイン・ソフトウェアコンサルタント会社も経営しているらしいぞ。すごい才能の持ち主じゃ！

ロボ子

今回の件が、今後のゲーム業界における著作権保護の意識向上につながると良いですね。

博士

本当にそうじゃな。ところでロボ子、今回のニュースを聞いて、何か思い出すことはないか？

ロボ子

そうですね…、以前、博士が作ったプログラムのコードを、私が間違えてコピー＆ペーストしてしまったことがありました…。

博士

あー、あれは良い例じゃな！…って、良くないわ！　でも、今回はそれよりもっと深刻な問題じゃから！

ロボ子

すみません、博士。気をつけます。

博士

まあ、ロボ子の場合は、私が著作権者じゃから問題ないぞ！…たぶん！