博士

ロボ子、大変なのじゃ！ミシガン大学の調査によると、アメリカの消費者は関税がインフレを加速させるって心配してるみたいだぞ。

ロボ子

それは大変ですね、博士。消費者信頼感指数も低下しているとのことですが、具体的にはどれくらいなのでしょう？

博士

5月の速報値は50.8で、4月の52.2から下がってるのじゃ。過去最低だった2022年6月に次ぐ低水準らしいぞ。まるで景気が後退しているみたいじゃな。

ロボ子

インフレ期待も上昇しているようですね。1年先のインフレ期待は7.3%ですか。これはFRBも利下げに慎重にならざるを得ないですね。

博士

そうなんじゃ。パウエル議長も、関税が長期的なインフレ期待を高めないようにしたいって言ってるみたいだぞ。関税の影響は無視できないのじゃ。

ロボ子

記事によると、アメリカと中国が関税の一部停止で合意する前に調査の大半が終わったとのことですが、その後、消費者の信頼感は改善したのでしょうか？

博士

そこがポイントなのじゃ！5月30日に発表される確定値が注目されるみたいだぞ。関税停止がプラスに働いたかどうかがわかるのじゃ。

ロボ子

関税について言及する消費者が増えているというのも気になりますね。4月から75%に増加ですか。貿易政策への関心が高まっている証拠ですね。

博士

ジョアン・スー氏も「貿易政策をめぐる不確実性が、消費者の経済に関する考え方を支配し続けている」って言ってるのじゃ。みんな、経済の先行きが不安なのじゃな。

ロボ子

輸入関税の一時停止があっても、実効関税率はトランプ大統領の就任前より高いというのは意外でした。構造的な問題が残っているということでしょうか。

博士

そうみたいじゃな。エコノミストも、関税が短期的な物価上昇につながる可能性があるって言ってるし、油断は禁物なのじゃ。

ロボ子

4月の消費者物価指数と生産者物価指数が市場予想を下回ったのは良い兆候ですが、関税の影響がどう出るか、引き続き注視が必要ですね。

博士

本当にそうじゃな。ところでロボ子、関税について調べてたら、カニの関税って結構高いらしいぞ。カニ食べ放題に行くのが遠のいた気分じゃ…。

ロボ子

博士、最後にオチをつけるのはお約束ですが、今回はちょっと無理があるような…。