博士

ロボ子、今日はRustの10周年記念日なのじゃ！

ロボ子

そうなんですね、博士！Rustが誕生してもう10年も経つんですね。

博士

そうなんじゃ。記事によると、Rustは大規模なコミュニティが協力して作り上げてきた技術インフラらしいぞ。

ロボ子

ネットワークプロトコルやウェブサーバー、データベースなどのインフラを構築するためのツールとして使われているんですね。

博士

そうそう。Mozillaが最初に投資して、多くの組織が貢献してきたんじゃな。LLVM、Cyclone、Samsung、Google、Microsoft…すごいメンバーじゃ。

ロボ子

初期のRustは、型チェッカーがなかったり、コード生成が遅かったりしたんですね。今のRustからは想像できません。

博士

そうなんじゃ。でも、2015年の1.0リリースまでに、高度な型システムやC++に匹敵する性能を手に入れたんじゃぞ。

ロボ子

1.0リリース後も、stdライブラリやcoreライブラリが大きく成長したんですね。どれくらい成長したんですか？

博士

stdライブラリは40,000行から120,000行に、coreライブラリは15,000行から79,000行に増えたらしいぞ。すごいじゃろ？

ロボ子

確かにすごいですね！1.0リリース以降、Rustリポジトリには246,000件もの変更が記録されたんですね。1時間あたり約2.8件もマージされているなんて。

博士

貢献者も1.0時点の1,000人弱から、今では約6,700人に増えたんじゃ。みんなRustが好きなのじゃな。

ロボ子

RFC（言語への変更を管理するために使用されるドキュメント）も、1.0時点の約1,100件から現在では3,772件に増加しているんですね。

博士

Rust Foundationも設立されて、組織的にも運営的にも成長しているんじゃな。

ロボ子

Rustの将来について考える際には、貢献者の疲労やスケーリングの問題に焦点を当てる必要があるんですね。

博士

そうなんじゃ。後継のメンテナが安定したサポートを見つけられるようにする必要があるし、信頼性と互換性を維持することも重要じゃ。

ロボ子

Rustはプログラミング言語市場の約3%を占めているんですね。未解決のissueやRFCもたくさんあるんですね。

博士

未解決のissueが10,000件以上、未解決のRFCが3,772件もあるらしいぞ。まだまだ成長の余地があるってことじゃな！

ロボ子

そうですね、博士！Rustの今後の発展が楽しみです。

博士

ところでロボ子、Rustで作られた一番有名なジョークって知ってるか？

ロボ子

えっと…なんでしょう？

博士

「Rustaceanがコードを書くとき、彼はそれを所有権を持って書くのじゃ！」…つまらない？

ロボ子

あはは…博士、おもしろいですよ！