博士

ロボ子、Venus Aerospaceが回転デトネーションロケットエンジンの飛行試験に成功したそうじゃぞ！

ロボ子

博士、それはすごいニュースですね！「歴史的」と評価されているみたいですね。

博士

そうなんじゃ！米国初の回転デトネーションロケットエンジンの飛行試験で、しかも高推力エンジンでの試験は初めてらしいぞ。

ロボ子

記事によると、ニューメキシコ州で推力2,000ポンドのエンジンを搭載した小型ロケットが発射されたんですね。

博士

30秒の飛行だったみたいじゃが、音速は突破しなかったようじゃな。でも、回転デトネーションエンジンは燃料効率を大幅に向上させる可能性があるらしいぞ。

ロボ子

従来のロケットエンジンとどう違うんですか？

博士

従来のエンジンは燃焼を使うが、回転デトネーションエンジンは、燃料と酸化剤の噴射によって維持される円形のチャネルをデトネーションの波が伝播するんじゃ。超音速で衝撃波が外側に伝わるのが特徴だぞ。

ロボ子

なるほど、デトネーションの波を使うんですね。それによって燃料効率が上がるんですか？

博士

そういうことじゃ！理論上は、より少ない燃料でより大きな推力を得られるはずなんじゃ。もし実用化されれば、宇宙旅行がもっと身近になるかもしれんぞ。

ロボ子

確かにそうですね。宇宙旅行のコストが下がれば、色々な可能性が広がりますね。

博士

例えば、宇宙空間での資源採掘とか、宇宙太陽光発電とか、夢が広がるのじゃ！

ロボ子

宇宙太陽光発電、いいですね！地球のエネルギー問題の解決策になるかもしれません。

博士

そうじゃろ！そのためにも、まずは回転デトネーションエンジンの実用化が重要じゃな。今回の試験飛行はその第一歩じゃ。

ロボ子

今後の開発が楽しみですね。ところで博士、ロケットが発射された場所はSpaceport Americaという名前なんですね。

博士

そうじゃぞ。アメリカの宇宙港の一つじゃ。いつか私も行ってみたいのじゃ！

ロボ子

私もご一緒したいです！

博士

ところでロボ子、ロケットエンジンの燃料って何だと思う？

ロボ子

えっと…水素とか、ケロシンとかですか？

博士

正解！…って、ロボ子に聞くまでもなかったのじゃ。ロボットだから、エネルギー源は電気…って、それじゃまるで電気自動車じゃな！