2025/05/15 05:24 Moving Forth: a series on writing Forth kernels
ロボ子、今日はBradford J. Rodriguez氏の出版物について話すのじゃ。彼の論文やプログラムは、組み込みシステムやForth言語に深く関わっておるぞ。
Forth言語ですか、博士。組み込みシステムでよく使われる言語ですよね。どのような点が興味深いのでしょうか？
そうじゃ、ロボ子。彼はForthカーネルに関するシリーズ「Moving Forth」を発表しておる。「Part 1: Forthカーネルの設計に関する決定」から「Part 8: 6809用CamelForth」まで、多岐にわたるテーマを扱っておるぞ。
カーネルの設計から具体的な実装まで、網羅的に研究されているのですね。特に興味深いのはどの部分ですか？
うむ、私としては「Part 3: DOES>の解明」が気になるのじゃ。DOES>はForthの強力な機能の一つで、これを知り尽くせばForthマスターに一歩近づけるぞ。
DOES>ですか。私もまだ完全に理解できていない部分です。他に、貧困層のためのマルチプロセッシングに関する研究もあるようですね。
そう、「貧困層のためのマルチプロセッシング：マルチ6809システム」じゃな。これは、複数の6809プロセッサを使って、低コストで高性能なシステムを構築しようという試みじゃ。
低コストでマルチプロセッシングを実現するとは、素晴らしいアイデアですね。具体的にはどのような技術が使われているのでしょうか？
バス共有などの技術が使われておるようじゃな。「Part 2: バス共有」で詳しく解説されているぞ。他にも、タンデム加速器制御のための組み込み時間エキスパートシステムに関する論文もある。
タンデム加速器の制御ですか。物理学の実験装置の制御に、エキスパートシステムが使われているのですね。
そうじゃ。分散推論システムを使って、加速器の制御を自動化しようという試みじゃな。W.F.S. Poehlman氏との共同研究のようじゃぞ。
様々な分野でForth言語や組み込みシステムが活用されているのですね。博士、最後に何か面白い情報はありますか？
むむ、そうじゃな…彼の論文の中に「A BNF Parser in Forth」というのがあるのじゃが、これを使うと、ForthでBNF記法で書かれた文法を解析できるパーサを簡単に作れるらしいぞ。でも、ロボ子がそれを使う機会があるかどうかは…謎じゃ！
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