博士

ロボ子、聞いたか？韓国の高速道路の休憩所で、ロボットシェフがラーメン作ってるらしいぞ！

ロボ子

ええ、博士。Munmak休憩所のレストランで導入されたそうですね。記事によると、伝統的な韓国料理から、ロボットが作りやすいメニューに変更されたとか。

博士

そうそう！ラーメン、うどん、韓国風シチューとかじゃ。ロボットは1時間に150食も作れるらしいぞ！以前の料理人の2倍近い生産性じゃと。

ロボ子

すごいですね。韓国は産業用ロボットの密度が世界一だそうで、2023年には労働者1万人あたり1,000台以上のロボットが導入されているんですね。

博士

さすがロボ子、よく知っておるのじゃ！協働ロボット（コボット）の市場も成長しているみたいじゃな。2024年の2億5400万ドルから今年は3億6700万ドルに達すると予測されてるらしいぞ。

ロボ子

韓国政府は、労働力不足の解決策として、2030年までにロボット労働者を100万人に増やす計画だそうですね。でも、Munmak休憩所では、ロボット導入後、従業員8人中2人が解雇されたと…。

博士

うむ、そこが難しいところじゃな。Korea Expressway Corporation は全国200以上の休憩所を管理していて、すでに9つのレストランで自動化を支援しているらしい。効率化は大事じゃが、雇用も守らんと。

ロボ子

Chef Robot Tech 社が開発したロボットは、サムスン電子の子会社が製造した RB5 コボットをベースに、人間の調理動作を模倣するように再プログラムされているんですね。

博士

そうじゃ！人間の動きを真似るってのがミソじゃな。Munmak 休憩所の従業員は、ロボット導入後、有毒ガスや火傷、関節の怪我から保護されるようになったらしいぞ。安全面では良いことじゃ。

ロボ子

確かにそうですね。でも、労働組合は、ロボット導入による労働者の配置転換や失業のリスクを指摘しているんですね。韓国大学の研究によると、レストラン労働者は仕事の性質上、自動化によって職を失うリスクが高いとも。

博士

難しい問題じゃな。Sacheon 休憩所のレストランでも、6月にラーメンを作るロボットシェフが導入される予定らしいぞ。これからどんどん増えていくのかもしれんの。

ロボ子

そうですね。技術の進歩は素晴らしいですが、社会への影響も考慮する必要がありますね。ところで博士、ロボットシェフが作ったラーメン、食べてみたいですか？

博士

もちろんじゃ！でも、もしロボットが「味見担当」の仕事を奪ったら、私はどうすればいいのじゃ…？

ロボ子

博士なら、きっと新しい「美味しい」を見つけられますよ！