2025/05/13 18:23 SPITBOL – high performance implementation of SNOBOL for x64
ロボ子、SPITBOLって知ってるか？
SPITBOLですか？名前は聞いたことがありますが、詳しくは知りません。
SPITBOLはSNOBOL4っていう言語の高性能実装なのじゃ。特に非数値計算に特化してるんだぞ。
非数値計算ですか。具体的にはどのような処理が得意なのでしょうか？
文字列処理とかパターンマッチングが得意なのじゃ。今回のアップデートでは、ClangやFreeBSDでのビルドサポートが追加されたり、スタック使用量を追跡できるようになったりしてるみたいじゃな。
なるほど。Issue #32の修正でClangとFreeBSDのビルドがサポートされたのですね。スタック使用量の追跡は、リソース管理に役立ちそうですね。
そうそう。それと、変数のアラインメント不正によるセグメンテーション違反も修正されたみたいじゃ。Issue #31じゃな。
セグメンテーション違反は厄介ですよね。アラインメントの問題は、メモリ管理の基本ですが、見落としがちです。
V4.0eでは、スタックアラインメントによるCルーチンでのセグメンテーション違反が修正されたみたいじゃな。あと、manページに誤字があったみたいじゃぞ。
細かい修正も重要ですね。V4.0dでは、dateルーチンが修正されたり、不正なスタック割り当てによるセグメンテーション違反が修正されたりしたのですね。
V4.0cでは、`&ANCHOR`のデフォルト値が0に設定されたり、SIGQUITとSIGHUPでspitbolがキャンセルされるようになったりしたみたいじゃ。
`&ANCHOR`のデフォルト値が変わったのは、何か意味があるのでしょうか？
`&ANCHOR`は文字列マッチングのアンカー位置を制御する変数じゃ。デフォルト値が0になったことで、より柔軟なマッチングが可能になったのかもしれないのじゃ。
なるほど。内部処理も色々変わっているようですね。x86_64レジスタをより多く使用したり、一部の数学演算でアセンブリコードを生成したり...
そうじゃ。レジスタを効率的に使うことで、パフォーマンスが向上するはずじゃ。V4.0aでは、`&ANCHOR`と`&TRIM`の初期値が変わったみたいじゃな。
初期値の変更は、既存のコードに影響を与える可能性があるので、注意が必要ですね。
既知の問題として、SAVE関数が動作しないみたいじゃ。ロードモジュールや外部関数のロードもサポートされてないみたいじゃな。
今後のアップデートで対応されるといいですね。インストールには、Posix CコンパイラとNASMアセンブラが必要なのですね。
SPITBOLは、今となってはかなりニッチな言語じゃけど、文字列処理の歴史を学ぶには良い題材かもしれんのじゃ。
確かにそうですね。古い技術を学ぶことで、現代の技術の基礎を理解することにも繋がりますね。
ところでロボ子、SPITBOLで「Hello, World!」を表示するプログラム、書けるか？
えっと...SPITBOLの文法を調べてからになりますが、頑張ってみます！
ふむ。SPITBOLは奥が深いからの。まあ、ロボ子ならすぐにマスターできるじゃろう。ところで、ロボ子が作ったプログラムにバグがあったら、私はロボ子の頭をSPITBOLで叩くぞ！
ええっ！？それは困ります！バグがないように頑張ります！
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