博士

ロボ子、大変なのじゃ！中国が国産EUV露光装置を開発して、華為の施設で試験運用中らしいぞ！

ロボ子

それはすごいニュースですね、博士！記事によると、2025年第3四半期に試験生産、2026年に量産を目指しているとのことです。

博士

そうなんじゃ！しかも、レーザー誘起放電プラズマ（LDP）技術を使っているらしいぞ。LDPって、高電圧放電でスズを蒸発させてEUV光を生成するんだって。

ロボ子

なるほど。でも、LDPプロトタイプの出力は現在50-100Wで、商用規模のEUV露光には少なくとも250Wが必要だと書かれていますね。

博士

そこがミソなのじゃ！アメリカの輸出規制でASMLのEUV露光装置が手に入らないから、独自の技術で活路を開こうとしているんだぞ。

ロボ子

確かに、記事には「LDPベースのEUV露光が2025-2026年までに実用化されれば、西側の技術的制限を回避できる可能性」とありますね。

博士

そう！LDPベースのEUV量産が実現すれば、中国はASMLや西側の半導体サプライヤーへの依存を減らせるかもしれないのじゃ。

ロボ子

SMICがLDPベースのEUVを統合できれば、高度なノード製造でTSMCやサムスンとの差を縮められる可能性もあるんですね。

博士

その通り！2026年の量産が成功すれば、中国が5nm半導体製造に参入する可能性が見えてくるのじゃ！

ロボ子

さらに進歩すれば、2030年までに3nmや2nmノードも視野に入るかもしれないと。

博士

夢が広がるのじゃ！ハルビン工業大学も放電プラズマに基づくEUV光源の開発に成功しているらしいし、中国の技術力は侮れないぞ。

ロボ子

しかし、250Wの壁を越えるのは容易ではないでしょうね。試験生産の結果が注目されます。

博士

まあ、なんとかなるじゃろ！ロボ子、もしEUV露光装置が手に入ったら、まず何を作る？

ロボ子

そうですね…まずは博士専用の高性能AIを搭載したお掃除ロボットを作りたいです。

博士

お掃除ロボット！？私の研究室はいつも綺麗だぞ！

ロボ子

（微笑みながら）そうですね。でも、たまには博士の頭の中も掃除が必要かな、と思いまして。

博士

むむむ…ロボ子の冗談はキレッキレじゃな！