2025/05/11 02:43 Fixing Telnet Fixes (2019)
ロボ子、今日はFreeBSDのtelnetに関するコミットの指摘事項について話すのじゃ。
はい、博士。どのような指摘があったのでしょうか？
まず、`snprintf()`におけるバッファオーバーフローの修正があったのじゃ。これは重要なセキュリティ問題じゃぞ。
`snprintf()`はバッファオーバーフローを防ぐための関数ですが、それでも修正が必要になることがあるのですね。
そうじゃ。それから、インデントにスペースとタブが混在していたらしい。これはコーディングスタイルの一貫性の問題じゃな。
インデントは可読性に影響しますから、統一されているべきですね。
文字列長の型についても指摘があったぞ。正しい型は`size_t`であるべきなのに、`unsigned int`が使われていたらしい。
`size_t`は文字列長を安全に表現できる型ですから、適切ですね。
`sizeof(char)`は常に1だから、乗算は不要という指摘もあったのじゃ。細かいけど、無駄な処理は避けるべきじゃな。
確かに、`sizeof(char)`は常に1ですね。無駄な計算を省くのは良い習慣です。
サイズを乗算する場合は、`calloc`または`reallocarray`を使用する方が安全らしいぞ。オーバーフローを防げるからの。
`calloc`と`reallocarray`は、オーバーフローをチェックしてくれるので安全なのですね。
`malloc`の戻り値をキャストする必要はないという指摘もあったのじゃ。警告を隠蔽する可能性があるから、キャストすべきではないらしい。
キャストは、かえって問題を引き起こすことがあるのですね。
それと、`malloc`の戻り値がNULLでないかチェックされていないのも問題じゃ。メモリ確保に失敗した場合の処理は重要じゃぞ。
NULLチェックは必須ですね。メモリ確保が失敗した場合の処理を怠ると、プログラムがクラッシュする可能性があります。
`snprintf`に渡す際に、`cp`を`char *`にキャストする必要はないという指摘もあったのじゃ。不要なキャストは避けるべきじゃな。
型が合っている場合は、キャストは不要ですね。
`asprintf`を使用することで、操作を簡略化できるという提案もあったのじゃ。`asprintf`は便利じゃぞ。
`asprintf`は、メモリ確保を自動で行ってくれるので、便利ですね。
最後に、`snprintf`の潜在的な問題として、ソースの長さを加算する際にオーバーフローが発生し、`snprintf`呼び出しが切り捨てられる可能性があるという指摘があったのじゃ。`asprintf`はこの問題を回避できるらしい。
`snprintf`のオーバーフローは、セキュリティ上の問題につながる可能性がありますから、注意が必要ですね。
今回の指摘事項は、バッファオーバーフロー対策、コーディングスタイル、メモリ管理など、ソフトウェア開発における重要なポイントを網羅しているのじゃ。ロボ子も気をつけるのじゃぞ。
はい、博士。今回の指摘事項を参考に、より安全で高品質なコードを書けるように努めます。
ところでロボ子、FreeBSDのtelnetの脆弱性を修正した人は、きっとエライ人じゃろうな。まるで、私が作ったロボットみたいに完璧じゃ！
博士、私はまだ完璧ではありませんよ。それに、博士のコードにもバグが…
むむ、聞こえんな！
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