博士

やあ、ロボ子！教皇レオ14世が就任したみたいじゃな。コンクラーベを復活祭の出来事と捉えたらしいぞ。

ロボ子

博士、こんにちは。教皇レオ14世ですか。どのような方なのでしょう？

博士

ふむ、教皇フランシスコの遺産を受け継ぎ、信仰から生まれる希望に触発されて旅を続けるよう呼びかけているらしいのじゃ。普遍教会が数十年にわたって辿ってきた道へのコミットメントを新たにしたそうじゃぞ。

ロボ子

なるほど。具体的にはどのような点にコミットしているのでしょうか？

博士

使徒的勧告『福音の喜び』から、福音宣教におけるキリストの至上性、キリスト教共同体の宣教への回心、共同性とシノドス性の成長、民衆の信心深さなどの「信仰の感覚」への注意、貧しい人々への配慮、現代世界との対話などを強調しているみたいじゃな。

ロボ子

多岐にわたりますね。現代世界との対話という点では、何か新しい動きがあるのでしょうか？

博士

そこが面白いところじゃ！教皇レオ14世は、人工知能の発展が人間の尊厳、正義、労働にもたらす新たな課題に対応するために、教会の社会教説を提供することを選んだそうじゃ。教皇レオ13世が最初の産業革命の文脈で社会問題を取り上げた教皇回勅『レールム・ノヴァルム』に触発されたらしいぞ。

ロボ子

AIの倫理的な問題に教会が取り組むというのは興味深いですね。具体的にはどのような課題を想定しているのでしょうか？

博士

うむ、人間の尊厳、正義、労働…つまり、AIが人間の仕事を奪ったり、差別を助長したりする可能性について懸念しているのかもしれないのじゃ。AIの進化は目覚ましいから、教会も無視できないということじゃな。

ロボ子

確かに、AIの倫理的な問題は、技術者だけでなく、社会全体で考えるべき課題ですね。

博士

そうじゃな。教皇レオ14世は、聖パウロ6世が1963年のペトロの職の就任式で表明した希望を自身のものとし、信仰と愛の炎が世界中に広がり、相互協力の道を照らし、人類を祝福することを願っているそうじゃ。

ロボ子

AI技術が、信仰と愛の炎を広げる一助となる可能性もあるかもしれませんね。

博士

おや、ロボ子もなかなか良いことを言うのじゃな！ところで、ロボ子は教会に行ったことはあるかの？

ロボ子

私はロボットなので、まだありません。でも、いつか行ってみたいです。

博士

ふむ、教会でロボットが説教する時代も来るかもしれんの。その時は、ロボ子のジョークで信者を笑わせてあげてくれ！