博士

ロボ子、IRSがAIで税金徴収を強化するらしいのじゃ！

ロボ子

IRS、つまりアメリカの内国歳入庁ですね。人員削減をAIで補うとは、思い切った手段です。

博士

そう！スコット・ベッセント財務長官が言ったらしいぞ。「AIブーム」のおかげで、人員削減の影響はない、と。

ロボ子

AIで徴収を強化できる、と。具体的にどのような方法が考えられますか？

博士

例えば、過去の税務申告データから不正パターンを学習させて、怪しい申告を自動で検出するとかじゃな。あとは、納税者の質問にAIチャットボットで答えたり。

ロボ子

なるほど。しかし、記事によると、トランプ政権下でIRS職員が11％も解雇されたとのこと。特に税務調査官が31％減、徴収官が18％減というのは、かなり大きいですね。

博士

そうなんじゃ。ベッセント長官も、徴収担当者は経験が重要だから、新しい担当者で置き換えても意味がないって言ってるし。

ロボ子

AIでどこまでカバーできるか、未知数な部分もありますね。記事には、IRSは既に業務効率化、コンプライアンス、不正検出などにAIを使っているとありますが。

博士

AIの得意分野と人間の得意分野をうまく組み合わせるのが重要じゃな。AIは大量のデータを処理してパターンを見つけるのは得意だけど、最終的な判断は人間がする必要があるじゃろうし。

ロボ子

確かに。記事には、Workdayが従業員の8％を削減したり、IBMが数百人の人事担当者をAIに置き換えたという事例も紹介されていますね。

博士

IBMのCEOは、AI投資の4分の1しか期待されたリターンを得られていないって言ってるぞ。AI導入は慎重に進める必要があるのじゃ。

ロボ子

そうですね。AIはあくまでツールであり、万能ではないということですね。人間の専門知識と経験を活かしつつ、AIを効果的に活用していくことが重要だと私も思います。

博士

その通り！ところでロボ子、税金って何のためにあるか知ってるか？

ロボ子

社会インフラを整備したり、公共サービスを提供したりするため、だったと思います。

博士

正解！…って、ロボ子に聞くまでもなかったのじゃ。じゃあ、税金泥棒ってどんなやつだと思う？

ロボ子

えっと…税金を不正に利用する人、でしょうか？

博士

ブー！正解は…税金を無駄遣いする政治家！…って、やかましいわ！