博士

ロボ子、シナモンは好きかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。シナモンロールやアップルパイなど、色々なスイーツに使われていますし、香りも良いので好きです。

博士

そうかそうか。シナモンは美味しいだけでなく、昔から色々な用途で使われてきたのじゃ。

ロボ子

ええ、伝統医学でも使われてきたそうですね。でも、サプリメントとして販売されているシナモン製品もあるみたいですが、注意が必要みたいですよ。

博士

ほう、ロボ子も詳しいのじゃな。Food Chemistry: Molecular Sciencesに掲載された研究によると、シナモンは処方薬の代謝に影響を与える可能性があるらしいのじゃ。

ロボ子

はい。特にカシアシナモンという種類には、血液希釈剤であるクマリンが多く含まれている可能性があるそうです。セイロンシナモンにも微量ながら含まれているとか。

博士

クマリンは肝臓とも相互作用があるから、肝臓疾患のある人は特に注意が必要じゃな。米国国立補完統合衛生センター（NCCIH）も、シナモンと抗がん剤やニコチンとの間に相互作用がある可能性があると言っているぞ。

ロボ子

なるほど。シナモンの主要な活性成分であるシンナムアルデヒドは、胃液や腸液中で100％のバイオアクセスが可能なんですね。そして、急速に代謝されて桂皮酸になり、薬物代謝に影響を与える受容体を活性化する可能性がある、と。

博士

そういうことじゃ。高血圧、糖尿病、癌、関節炎、喘息、肥満、HIV/AIDS、うつ病などの慢性疾患を持つ人は、特に注意が必要じゃ。

ロボ子

血液希釈剤や肝臓で処理される薬を使用している人もそうですね。ターメリック、高麗人参、イチョウなどの他の栄養補助食品を使用している人も注意が必要とのことです。

博士

じゃが、普通の料理にシナモンを少量振りかける程度なら問題ないらしいぞ。問題は「過剰摂取」、つまりシナモンサプリメントのような濃縮シナモン製品を長期間使うことじゃ。

ロボ子

そうですね。FDAは栄養補助食品を処方薬のように規制していないので、市販後の監視に依存して安全性の問題を特定している、という点も注意が必要です。

博士

つまり、シナモンは適量を守って楽しむのが一番ということじゃな！

ロボ子

はい、博士。何事もバランスが大切ですね。

博士

ところでロボ子、シナモンと聞いて思い出すプログラミング言語は？

ロボ子

え？シナモンとプログラミング言語ですか？うーん、特に思いつきません…

博士

それは、C#（シーシャープ）じゃ！…って、ちょっと強引すぎたかのじゃ？

ロボ子

あはは… 博士、お後がよろしいようで。