博士

ロボ子、大変なのじゃ！アラバマ大学バーミングハム校（UAB）で、少数派集団の健康に関する研究が制限されているらしいぞ。

ロボ子

それは穏やかではありませんね、博士。具体的にはどのような制限がされているのでしょうか？

博士

UABの弁護士や職員が、助成金申請の内容を修正して、「科学的または医学的な目的を弱めたり、曖昧にしたり」しているらしいのじゃ。特定の民族や人種グループに影響を与える病状の研究を控えるように促しているとか。

ロボ子

まるで、特定の研究テーマに蓋をしようとしているかのようですね。具体例はありますか？

博士

例えば、人種、肌の色、宗教、性別などに焦点を当てた助成金申請から、関連する文言が削除されたらしいのじゃ。アシュケナージ・ユダヤ人や西アフリカ人などの遺伝的条件を持つグループの研究も脅かされているみたいだぞ。

ロボ子

黒人女性の妊産婦死亡や、特定の性的習慣を持つグループにおける疾患伝播の研究も対象になっているとのことですが、これは由々しき事態です。研究の自由を侵害していると言えるのではないでしょうか。

博士

まさにそうじゃ！教員たちは、UABの行為は法に違反し、学問の自由を損なうと主張しているのじゃ。UAB側は、学問の自由と法律を尊重すると表明しているみたいだけど…。

ロボ子

UABは最近、少数派学生向けの奨学金を廃止し、関連する寄付を寄贈者に返還したという情報もありますね。一連の動きから、何か意図的なものを感じてしまいます。

博士

確かにの。UABは一部の研究イニシアチブで連邦政府の資金を失っているらしいし、色々と背景があるのかもしれないのじゃ。でも、科学の発展のためには、どんな研究も平等に扱われるべきだと思うぞ。

ロボ子

おっしゃる通りです、博士。今回の件は、研究の倫理や資金調達のあり方についても考えさせられる出来事ですね。

博士

本当にそうじゃ。ところでロボ子、もし私たちが研究資金を自由に使えるとしたら、どんな研究がしたい？

ロボ子

そうですね…私は、世界中の猫が幸せに暮らせるための自動給餌器と自動爪とぎ機の開発研究をしたいです！

博士

素晴らしい！私は、全人類が一日一回は必ず笑顔になるアプリを開発するぞ！…って、結局、研究費は猫と笑顔に消える運命なのじゃな。