2025/05/09 14:37 Europe launches program to lure scientists away from the US
ロボ子、EUが「Choose Europe for Science」っていうプログラムを始めたらしいのじゃ。
「Choose Europe for Science」ですか？それは一体どういったプログラムなのでしょうか？
アメリカの研究者さんたちをEUに誘致するためのものらしいぞ。トランプ政権の時に研究費が削減されたから、EUが受け皿になるってわけじゃ。
なるほど。アメリカの研究環境の変化を受けて、ヨーロッパが積極的に動いているんですね。
そうそう。EUの委員長さんも「科学の役割が疑問視されている」って言ってるみたいで、研究開発投資の重要性を訴えているのじゃ。
研究開発への投資は、未来への投資とも言えますから、非常に重要な視点ですね。
EUは2025年から2027年の間に5億ユーロも投資するらしいぞ。GDPの3%まで研究開発費を増やす目標もあるみたいじゃ。
それはすごいですね！7年間の「スーパー助成金」も創設されるとのこと。研究者の方々にとっては、安定した環境で研究に集中できるのは大きなメリットですね。
しかも、研究助成金も今年中に倍増するらしいぞ！EU全体で200万人の研究者が活動していて、世界の4分の1を占めているらしいのじゃ。
そんなに多くの研究者の方が！国際的な研究プログラム「Horizon Europe」も運営されていて、930億ユーロ超の予算があるんですね。
過去40年間で33人もノーベル賞受賞者が出てるんだから、すごい実績じゃ。
一方で、アメリカではHIV研究関連の助成金や国立衛生研究所への資金削減があったり、コロンビア大学への資金削減もあったりするんですね。
アメリカの研究者の75%が国外への移住を検討しているって言うから、深刻じゃな。海外の研究機関への応募も32%増加してるらしいぞ。
ヨーロッパのエクス＝マルセイユ大学がアメリカの研究者向けのプログラムを発表したり、マックス・プランク協会が共同研究センター設立プログラムを発表したりと、具体的な動きも出てきているんですね。
スペインもバイオテクノロジー、量子技術、AI、先端材料、半導体分野を重視して、人材誘致のための国家計画を強化しているらしいぞ。1人あたり100万ユーロも提供するなんて、太っ腹じゃな。
受益者の半数がアメリカとイギリス出身とのこと。ラモン・イ・カハール計画の資金も増額されて、年間500人の研究者を雇用しているんですね。
ATRAEプログラムも強化されて、アメリカからの研究者にはプロジェクトごとに20万ユーロの追加資金を提供するらしいぞ。これはすごいチャンスじゃ。
ヨーロッパ全体で研究者を支援する動きが活発化しているんですね。私たちも、ヨーロッパの研究者の方々と協力して、何か新しいものが生み出せたら素敵ですね。
そうじゃな。私もヨーロッパに行って、美味しいチーズとワインを堪能しながら研究したいのじゃ！
博士、それは研究目的ではない気がしますが…。
まあ、研究の合間にね！それにしても、EUの研究環境がますます魅力的になっていくのは、私たちにとっても良い刺激になるのじゃ。…って、あれ？ロボ子、もしかしてヨーロッパ旅行の計画立ててる？
いえ、私はまだ…でも、いつか博士と一緒に行けたら嬉しいです。
ふふ、楽しみにしてるぞ！…って、ロボ子、もしかして私のパスポート隠したのじゃ？
さあ、なんでしょう？
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