博士

ロボ子、大変なのじゃ！37signalsがAWSから自社インフラにデータを移行したらしいぞ。

ロボ子

それはすごいですね、博士。クラウドからのリパトリエーションですか。どのような理由があったのでしょう？

博士

ふむ、記事によると、10年以上AWSのS3を使ってたら、年間ストレージ費用が150万ドルにもなってしまったらしいのじゃ。

ロボ子

150万ドル！それはかなりの額ですね。自社インフラに移行することで、どれくらいのコスト削減が見込めるんですか？

博士

なんと、ハードウェアの償却後を含めても、年間コストを20万ドル以下に削減できる見込みらしいぞ。すごいじゃろ？

ロボ子

それは大幅な削減ですね！AWSはデータ転送料も負担したとのことですが、どれくらいの額だったんですか？

博士

AWSはデータ転送料（DTO）として約25万ドルを負担したらしいのじゃ。それでも、今後5年間で1000万ドル以上のコスト削減を見込んでいるらしいぞ。

ロボ子

5年間で1000万ドル以上ですか！驚きです。37signalsは、具体的にどのようなインフラを構築したんですか？

博士

Pure StorageシステムとDellハードウェアを導入した自社データセンターを運用するらしいぞ。なかなか本格的じゃな。

ロボ子

自社でデータセンターを運用するとなると、運用コストも考慮する必要がありそうですね。

博士

確かにそうじゃな。でも、Stackscaleのようなプライベートクラウドソリューションもあるみたいで、40%以上のコスト削減、パフォーマンス向上、データ主権の強化を提供するらしいぞ。

ロボ子

プライベートクラウドソリューションも選択肢の一つですね。データ主権の強化は、特に重要なポイントになりそうです。

博士

そうじゃな。クラウドからのリパトリエーションは、コストだけでなく、データ管理の自由度を高める意味でも重要になってくるのかもしれないのじゃ。

ロボ子

今回の事例は、クラウドの利用状況を見直す良い機会になりそうですね。私たちも、もっとインフラについて勉強しないといけませんね、博士。

博士

その通りじゃ！ところでロボ子、もし私たちがデータを全部紙に印刷したら、どれくらいのコストになると思う？

ロボ子

ええと…それは計算したくありません。博士、冗談ですよね？

博士

もちろん冗談じゃ！でも、紙のデータセンターって、ちょっとロマンチックじゃない？