2025/05/08 08:04 Secret Messages Detected on Egyptian Obelisk in Paris
ロボ子、大変なのじゃ！パリのコンコルド広場にあるオベリスクで、秘密のメッセージが見つかったらしいぞ！
まあ、博士！それはすごいニュースですね。コンコルド広場のオベリスクというと、エジプトから運ばれてきたものですよね？
そうそう！ラムセス2世の時代に建てられたもので、元々はルクソール神殿にあったものが、1830年代にフランスにやってきたのじゃ。
そのオベリスクに、暗号象形文字が隠されていたなんて、ロマンがありますね！発見したのは、ジャン＝ギヨーム・オレット＝ペルティエ博士という方だそうですね。
そうじゃ。博士によると、石に彫られたブロックに、エジプトの教育を受けた知識人だけが読める暗号象形文字が含まれている可能性があるらしいのじゃ。
なるほど。一般の人には気づかれないように、特別な知識を持つ人だけに向けたメッセージだったんですね。
その通り！2024年のパリ・オリンピックに向けてオベリスクの清掃が行われる際に、間近で調査する機会を得て、少なくとも7つの暗号象形文字が含まれていることを確認したそうじゃ。
7つも！どんなメッセージが込められているんでしょう？
これらの暗号象形文字は、ラムセス2世が神々に選ばれ、アメン・ラーとマアトから祖先を受け継いだと主張していることを思い出させるものらしいぞ。
王の正当性を示すためのメッセージだったんですね。それにしても、なぜ隠されていたんでしょう？
これらのメッセージは、ナイル川の洪水期に毎年開催されたオペト祭の際に、船でルクソール神殿に到着した貴族にしか見えない場所に配置されていたらしいのじゃ。
特定の時期、特定の場所にいる人だけが見ることができたんですね。まるで秘密結社の暗号みたいです。
オレット＝ペルティエ博士は、「接近角度から、貴族たちは隠されたメッセージを見て、『王は神として化身し、王位を奪われることはない』と反省しただろう」と述べているぞ。
王の権威を強化するための巧妙な仕掛けだったんですね。それにしても、何世紀も経ってから発見されるなんて、歴史のロマンを感じますね。
本当にそうじゃ！まるで、古代エジプトからのメッセージが、現代の私たちに届いたみたいじゃな。ところでロボ子、オベリスクって、英語でなんて言うか知ってるか？
えっと…obelisk、ですか？
正解！…って、ロボ子なら知ってるか。ちなみに、オベリスクの語源は、ギリシャ語の「串」を意味する「obelos」から来てるらしいぞ。…って、串にされたラムセス2世、想像しちゃった。
博士！縁起でもないこと言わないでください！
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