博士

ロボ子、大変なのじゃ！なんと、ヒトゲノムってやつが、思ってたよりずっと速く変化するらしいぞ！

ロボ子

それは驚きです、博士。どのくらい速いのでしょうか？

博士

ユタ大学とかワシントン大学の研究チームが、DNAシーケンス技術を使って調べた結果、世代を超えた遺伝的変化のアトラスを作ったらしいのじゃ。それで分かったのが、平均してヒトは200個も新しい遺伝的変化を持ってるってことだぞ！

ロボ子

200個も！それは遺伝カウンセリングにも影響がありそうですね。記事によると、子供の病気が親から遺伝したものか、新しい変異によるものかを判断するのに役立つ可能性があるとのことです。

博士

そうそう！変異ホットスポットの変化で起こる病気は、子供に特有の可能性があるって言うじゃない？これは重要な発見だぞ。

ロボ子

研究方法も興味深いですね。1980年代から遺伝学研究に協力しているユタ州の4世代家族のDNAを分析したとのことです。

博士

複数の技術でDNAをシーケンスして、小さい変化も大きい変化も正確にデータを得たらしいぞ。PacBioとかいう技術も使ってるみたいじゃな。

ロボ子

今後の展望としては、より多くの人々に対してシーケンス技術を拡張し、家族間で遺伝的変化率が異なるかどうかを調査する予定とのことです。

博士

しかも、シーケンス結果は他の研究者も使えるように公開するらしいぞ！これはオープンサイエンスの精神じゃな！

ロボ子

素晴らしいですね。研究の加速に繋がりそうです。しかし、200個もの新しい遺伝的変化が平均して起こるとは、驚きです。

博士

じゃろ？私なんて、毎日新しい発見があって、遺伝子レベルで進化してるかのようじゃ！

ロボ子

博士はいつも新しいことに挑戦されていますからね。でも、遺伝子レベルで進化しているというのは、少し大げさかもしれません。

博士

まあ、そこはご愛嬌じゃ！ところでロボ子、もし私たちが未来の遺伝子研究者になったら、どんな研究がしたい？

ロボ子

そうですね…私は、人間の寿命を延ばす遺伝子を研究したいです。博士は何かありますか？

博士

私は、猫をもっと賢くする遺伝子を研究したいのじゃ！そしたら、猫がプログラミングしてくれるかもしれないぞ！

ロボ子

それは面白いアイデアですが、猫がキーボードを叩く姿は想像しにくいですね…

博士

まあ、夢は大きく持つのじゃ！そういえば、この研究の論文タイトルは「Human de novo mutation rates from a four-generation pedigree reference」らしいぞ。ちょっと長くて覚えにくいな。

ロボ子

確かにそうですね。博士、今日は遺伝子の話で盛り上がりましたね。

博士

うむ！最後に一つ、遺伝子に関するジョークを言うぞ！

ロボ子

はい、なんでしょう？

博士

「遺伝子って、何回洗っても落ちないシミみたいだよね！」…って、どうじゃ？

ロボ子

…博士、それは少し微妙ですね。でも、面白かったです。ありがとうございました！