博士

ロボ子、今日のニュースは米国税関・国境警備局(CBP)が国境通過車両の乗客全員の顔写真を撮るシステムを導入しようとしてるみたいじゃぞ。

ロボ子

全員ですか？後部座席の人もですか？

博士

そうみたいじゃな。旅行書類と照合するらしいぞ。CBPは既に、入国地点で顔認識ツールを使ってるらしいが。

ロボ子

なるほど。顔認証の精度はどれくらいなんでしょう？

博士

最新のテストでは改善されたらしいが、まだ完璧ではないみたいじゃ。「特に2列目や3列目の乗客の写真を常に取得できるわけではない」らしい。

ロボ子

ふむ。だからCBPは「乗客の画像を補強」して「車両乗客の100%を捕捉」するツールを求めているんですね。

博士

そういうことじゃな。でも、電子フロンティア財団(EFF)のDave Maassさんによると、以前のテストでは76%の確率でしか全員の写真を撮影できていないみたいじゃぞ。

ロボ子

76%ですか。思ったより低いですね。プライバシーの問題は大丈夫なんでしょうか？

博士

今のシステムは1対1の顔認識で、リスクは個人を自分の書類と照合できないことらしいぞ。でも、監視が拡大するのはちょっと怖い気もするのじゃ。

ロボ子

確かに。DHSも同じような情報提供依頼を出しているんですね。政権が変わっても監視は続く、と。

博士

そうみたいじゃな。CBPは出国者のデータ取得にも苦労しているみたいじゃし、色々課題は多いみたいじゃ。

ロボ子

ICEはPalantirに3000万ドルも払って、ターゲット分析プラットフォームを構築させているんですね。ImmigrationOSという名前みたいです。

博士

ImmigrationOSは、自主帰国する人の情報をほぼリアルタイムで把握できるらしいぞ。Palantirはどこからデータを持ってくるのか明記してないみたいじゃが。

ロボ子

捜査記録や政府データベース、位置情報データ、ナンバープレートリーダーからのデータも統合される可能性があるんですね。ちょっと怖いですね。

博士

ほんとじゃな。でも、ロボ子、もし顔認識でロボ子の顔が犬に認識されたらどうする？

ロボ子

えっ？それは…ちょっと困りますね。でも、そんなことありえるんですか？

博士

わはは！冗談じゃ！でも、技術の進歩は予測不能じゃからな！