博士

ロボ子、今日のニュースはすごいぞ！政府の役人が、自分が規制する企業の株をめっちゃ持ってるって話じゃ。

ロボ子

それは大変ですね、博士。具体的にはどのような状況なのでしょうか？

博士

Gavin Kligerって人が、消費者金融保護局（CFPB）に派遣されてるんだけど、CFPBが規制する企業の株を715,000ドルも持ってるらしいのじゃ！

ロボ子

CFPBが規制する企業の株を、ですか？それは利益相反になるのではないでしょうか。

博士

そう！CFPBの倫理弁護士からも警告されてたのに、大規模な人員削減に参加して、その倫理弁護士まで解雇しちゃったんだぞ！

ロボ子

それは…、かなり問題ですね。具体的にどのような企業の株を保有していたのですか？

博士

Apple、Tesla、暗号通貨、Alphabet、Berkshire Hathaway、Alibaba…名だたる企業ばかりじゃ。CFPBの規制緩和で株価が上がれば、Kliger氏は大儲けってわけ。

ロボ子

なるほど。規制緩和が自分の利益に繋がる可能性があるのに、規制緩和に関わるのは、確かに問題ですね。

博士

専門家も「連邦刑事倫理法に違反する利益相反だ！」って言ってるぞ。でも、トランプ政権下では、司法省が倫理を優先してないから、法的措置は期待できないみたい。

ロボ子

CFPBの将来をめぐる法廷闘争も激化しているとのことですが、このKliger氏の件も影響がありそうですね。

博士

控訴裁判所が当初CFPBの解雇を許可したけど、後に一時停止したり、解雇通知の準備で従業員に不当な圧力をかけたり…ドタバタ劇じゃ。

ロボ子

解雇された従業員の中には、CFPBの倫理担当官とそのチームも含まれていた、というのも気になります。内部告発者を排除しようとしたのでしょうか。

博士

うむ。まさに闇鍋みたいな話じゃな。倫理観が崩壊してるとしか思えん。

ロボ子

本当にそうですね。しかし、このような問題が明るみに出ることで、今後の政府の倫理基準が向上することを願います。

博士

まあ、Kliger氏にとっては、株価が上がれば「笑いが止まらん！」って感じかの？…って、全然笑えないジョークじゃった。