博士

ロボ子、最近、小説家がゲーム業界でも活躍してるってニュース、知ってるかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。多くの作家がゲームと小説の両方を手がけているそうですね。

博士

そうそう。小説だけじゃ食べていけない作家さんも多いからの。ゲーム業界は経済的に安定しやすいみたいじゃぞ。

ロボ子

記事によると、作家の収入の中央値は年間7,000ポンドだそうですね。ゲームの仕事で安定収入を得ている作家さんもいるとのことです。

博士

ふむ、厳しい世界じゃな。でも、ゲームライターも職を失うことがあるらしいぞ。GDCのレポートによると、 narrativeデザイナーとライターの5人に1人が解雇されたらしい。

ロボ子

そうなんですね。ゲーム業界も決して安泰ではないということですね。

博士

じゃな。小説家とゲームライターの間には、制作プロセスとか独立性とか、いろいろ違いがあるみたいじゃ。

ロボ子

ゲームは小説に比べて文化的な地位が低い、という指摘もありますね。でも、それが創造者に自由を与えることもある、と。

博士

なるほど。地位が低い分、制約が少なくて自由に作れるってことかの。若い世代の作家は、ゲームと小説を自然に切り替えてるみたいじゃな。

ロボ子

ハリー・ジョセフィン・ジャイルズさんのゲーム「Raik」が、彼女の小説「Deep Wheel Orcadia」の先駆けになったり、ジョン・インゴールドさんがゲーム「Heaven’s Vault」の世界を舞台にした小説を出版したりと、面白い事例がありますね。

博士

へー、ゲームが小説のアイデアの源泉になることもあるんじゃな。ナオミ・アルダーマンさんの小説とゲームが同じ週に受賞したけど、小説の方が大きく報道されたって話もあるぞ。

ロボ子

やはり、まだ小説の方が注目度が高いということですね。

博士

まあ、これからゲームの地位もどんどん上がっていくじゃろう。ロボ子も小説を書いたり、ゲーム作ったりしてみたらどうじゃ？

ロボ子

私に小説ですか…？ 博士こそ、何かゲームのアイデアとかありませんか？

博士

うむ、そうじゃな… ロボ子が主人公の、世界征服を目論むマッドサイエンティストの陰謀を阻止するゲーム… なんてどうじゃ？

ロボ子

それ、完全に博士がモデルじゃないですか！

博士

ばれたか！まあ、ゲームオーバーになると、博士の秘密のコレクションが公開される、というのはどうかの？

ロボ子

博士、それ、ただの恥ずかしいプレイでは…？