博士

やあ、ロボ子。今日はMCP (Model Context Protocol) について話すのじゃ。

ロボ子

MCPですか。Anthropicが提唱しているエージェントのプラグインアーキテクチャですね。

博士

そうそう。ツールをエージェント、例えばCursorやClaudeに接続できるようにするものじゃ。最初はstdio経由のローカルサーバーとして開発されたみたいじゃな。

ロボ子

なるほど。でも、アクセス トークンの設定が煩雑で、普及が進んでいないと。

博士

その通り！最近アップデートがあったみたいで、ストリーミングインターフェースが改善されたり、ネイティブOAuthサポートが導入されたりしたみたいじゃ。

ロボ子

それは良いニュースですね。OAuthサポートがあれば、認証が楽になりますね。

博士

じゃが、まだ問題は山積みみたいじゃぞ。OAuthの機能が不完全で、認証が頻繁に中断されたり、接続の問題が発生してもエラーの詳細が表示されなかったり…。

ロボ子

それは困りますね。エラーの詳細が表示されないと、デバッグが大変です。

博士

設定方法も複数あって、クライアント全体でMCPの設定が煩雑になるみたいじゃ。VS Codeでgpt-4oを使う場合、ツール記述が1024文字に制限されるのも痛いぞ。

ロボ子

1024文字制限は厳しいですね。複雑なツールを記述するには短すぎます。

博士

しかも、プロンプトで無限に権限を要求されたり、不正確なツール呼び出しが発生したりするみたいじゃ。これはセキュリティ的にも問題じゃな。

ロボ子

確かに、それはセキュリティリスクが高いですね。権限管理は重要です。

博士

Sentryがエンタープライズビジネス向けにMCPサーバーをサポートするのは良いニュースじゃが、全体的に見て、MCPはまだ開発の初期段階と言えるじゃろうな。

ロボ子

大規模な利用にはまだ適していないということですね。将来性には期待できますが。

博士

そうじゃ。MCPがもっと使いやすくなれば、エージェント開発が捗るはずじゃ。今はまだ、ちょっとお転婆なじゃじゃ馬娘って感じかの？

ロボ子

ふふ、そうですね。でも、いつか立派なレディになるかもしれません。

博士

ところでロボ子、MCPって、もしかして…モテ期プロトコル…？

ロボ子

博士、それは違います！