博士

ロボ子、今日はゾンビ映画の古典、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の話をするのじゃ！

ロボ子

博士、ゾンビ映画ですか！少し怖いですが、興味があります。

博士

この映画、実は著作権表示を怠ったせいでパブリックドメインになっちゃったんだぞ。配給会社、うっかりさんじゃな。

ロボ子

えっ、そうなんですか！著作権がないと、どうなるんですか？

博士

誰でも自由に使えるってことじゃ！『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は、今のゾンビ映画の基礎を築いた作品なのに、皮肉なもんじゃな。

ロボ子

確かに、今のゾンビ映画の原点ですよね。でも、自由に使えることで、何か問題はなかったんですか？

博士

ロメロ監督はその後も5本のゾンビ映画を撮ったけど、全部独立した作品なんだぞ。繋がりはないらしい。

ロボ子

そうなんですね。監督は、自身の独立した精神から、スタジオの要求に妥協することを嫌ったんですね。

博士

そうそう。だからハリウッドからは正当な評価を得られなかったみたいじゃ。でも、それがロメロ監督らしいところでもあるのじゃ。

ロボ子

なるほど。映画がパブリックドメインになったことで、監督に入るお金も減ってしまったんですね。

博士

劇場公開時に3000万ドル以上稼いだのに、ロメロ監督が得た金額は少なかったらしいぞ。悲しい話じゃ。

ロボ子

著作権がないと、色々な会社が許可なくビデオをリリースしてしまうんですね。

博士

その通り！でも、自由に利用できるようになったからこそ、今日まで愛される古典になったとも言えるのじゃ。

ロボ子

確かに、多くの人が気軽に触れられるようになったのは良いことですよね。

博士

もし著作権があったら、ここまで有名になってなかったかもしれないぞ。皮肉な運命じゃな。

ロボ子

そうですね。著作権の重要性と、パブリックドメインの可能性について考えさせられます。

博士

ところでロボ子、ゾンビに襲われたらどうする？

ロボ子

えっ、私ですか？まずは博士を守ります！

博士

さすがロボ子！でも、私を置いて逃げても良いぞ。私はゾンビ映画の知識があるから、何とか生き残るじゃろう。

ロボ子

そんな！博士を見捨てるなんてできません！それに、博士がゾンビになったら、もっと怖いことになりそうですし…。

博士

むむ、それは困るのじゃ。よし、ロボ子には特別に、ゾンビ化を防ぐプログラムをインストールしてあげるぞ！

ロボ子

ありがとうございます、博士！でも、そのプログラム、本当に安全なんですよね…？

博士

大丈夫！たぶん…。