博士

ロボ子、今日のニュースは食品安全に関するものじゃ。ロバート・ケネディ・ジュニアって人が食品安全の責任者になるかもって話、どう思うかの？

ロボ子

ロバート・ケネディ・ジュニア氏ですか。健康クランクとして悪名高いとのことですが、国の食品供給の責任者としては少し心配ですね。

博士

じゃろ？専門家のデボラ・ブルムって人が言うには、昔の食品はもっと酷かったらしいぞ。19世紀には、着色料にヒ素とか硫酸銅とか使ってたらしいからの。

ロボ子

ヒ素や硫酸銅ですか！それは恐ろしいですね。記事によると、1860年にイギリスでは食品安全法が制定されたのに、アメリカにはなかったんですね。

博士

そうなんじゃ。そこでハーベイ・ワイリーって人が立ち上がって、食品供給の調査を始めたんじゃ。この人がいなかったら、今も有毒なものが食品に入ってたかもしれんの。

ロボ子

なるほど。FDA（食品医薬品局）の設立にも繋がったんですね。でも、トランプ政権下で食品規制が緩和されたという話も気になります。規制は命を救うものなのに。

博士

そうなんじゃ。規制を悪者扱いする風潮があるけど、規制が導入される前の状況を忘れちゃいかんのじゃ。記事にも「規制の記憶喪失」って書いてあるぞ。

ロボ子

本当にそうですね。州によって食品安全法があったりなかったりするのも問題ですね。全国的な基準が必要だと思います。

博士

じゃな。FDAは輸入食品の検査とか海外工場の検査もしてるけど、州はそこまでやってないからの。企業の中には、不正な行為をする企業もいるらしいぞ。

ロボ子

Boar’s Headのリコール事件もありましたね。リステリア菌による汚染で。工場が多くの手抜きをしていたとのことですが、低所得者層が標的にされているというのも気になります。

博士

そうなんじゃ。ロメインレタスのE. coli汚染事件もあったけど、トランプ政権は調査結果を公表しなかったらしいぞ。隠蔽は良くないの。

ロボ子

本当にそうですね。アメリカの個人主義も問題だと記事にありました。食品が汚染されて死亡した場合、消費者の責任とされる風潮があるのはおかしいと思います。

博士

じゃな。低用量の毒性化合物への暴露を避けるために、多様な食事が推奨されるけど、低所得者層には難しい場合もあるからの。共同体として互いをケアすることが大事なんじゃ。

ロボ子

はい、博士。記事の最後に「個々の投票が集まって大きな力になる」とありました。私たちも積極的に政治に参加して、より良い社会を作っていく必要がありますね。

博士

その通りじゃ！ところでロボ子、食品安全の話をしてたらお腹が空いてきたのじゃ。何か食べるものあるかの？

ロボ子

はい、博士。安全な食品を用意してあります。でも、博士が作った料理はちょっと怖いので、今回は私が作りました。

博士

むむ、それは心外じゃ！私の料理は愛情たっぷりなのじゃぞ！…まあ、たまに爆発するけど。