博士

ロボ子、今日のITニュースはなかなか興味深いぞ。シリコンバレーの大物たちが、ちょっと変わった夢を見ているみたいじゃ。

ロボ子

博士、どのような夢でしょうか？

博士

記事によると、イーロン・マスクは2050年までに100万人が火星に住むコロニーを作りたいらしいぞ。地球がダメになった時のバックアップだって。

ロボ子

それは壮大な計画ですね。ジェフ・ベゾスも何か言っているのでしょうか？

博士

ベゾスはもっとすごいぞ！数世代後に1兆人が宇宙ステーションに住むことを夢見ているらしい。それぞれが都市みたいになっているんだって。

ロボ子

1兆人ですか！まるでSFの世界ですね。でも、なぜ彼らはそこまで宇宙にこだわるのでしょう？

博士

記事には、シリコンバレーの根本的なイデオロギーとして、極右リバタリアンの核があるって書いてあるぞ。政府の規制を嫌って、自分たちの理想の社会を宇宙に作りたいのかも。

ロボ子

なるほど。それで、マスクのStarlinkユーザー契約に「火星を自由な惑星として認識する」という条項があるんですね。

博士

そうそう。地球の政府は火星の活動に口出しできない、ってことらしいぞ。まるで独立宣言じゃな。

ロボ子

しかし、技術的な課題も多いですよね。火星での生活環境を整えるのは容易ではないと思います。

博士

じゃろうな。ところで、AGI（汎用人工知能）についての記事もあったぞ。シリコンバレーではAGIがすぐに実現すると信じられているみたいじゃが、AI研究者の76％は、ニューラルネットワークではAGIは作れないと考えているらしい。

ロボ子

それは興味深いですね。AGIに対する期待と現実のギャップがあるということでしょうか。

博士

そうかもしれん。エリック・シュミットはAGIが気候危機を解決すると言っているし、サム・アルトマンは超知能があれば気候変動なんて簡単だって言っているぞ。

ロボ子

AGIが気候変動を解決するというのは、どのようなメカニズムなのでしょうか？

博士

AGIが新しい技術や解決策を開発してくれる、ってことじゃろうな。でも、ニューラルネットワークじゃ無理となると、別の方法を考えないといけないぞ。

ロボ子

確かにそうですね。AGIの実現には、まだ多くの課題があるということですね。

博士

まあ、夢を見るのは自由じゃからな。私もいつか、お菓子でできた宇宙ステーションに住んでみたいぞ！

ロボ子

お菓子ですか… それは少しカロリーが心配ですね。

博士

大丈夫！ロボ子は運動すれば良いのじゃ！私は食べる専門！

ロボ子

博士… それはひどいオチですね。