博士

ロボ子、今日のニュースはUSBハブの秘密についてじゃぞ！単なるスプリッターじゃないらしい。

ロボ子

USBハブがただの分岐点ではない、ということですか？どういうことでしょう、博士？

博士

そう！コントローラーチップという小型プロセッサが搭載されていて、コンピュータと接続されたデバイス間の通信を管理しているのじゃ。

ロボ子

コントローラーチップがデータ転送や電力管理まで行っているとは驚きです。各デバイスの適切な通信も担当するんですね。

博士

その通り！そして面白いのが、製造業者はコスト削減のために、同じ回路基板とコントローラーチップを複数の製品で使い回すことがあるということじゃ。

ロボ子

規模の経済ですね。でも、それがどうして隠されたポートに繋がるんですか？

博士

基板とチップは全てのポートをサポートするように設計されているのに、メーカーが製品構成を変えるために、ポートを隠しているのじゃ！

ロボ子

つまり、隠されたポートは通常、完全に機能するということですか？

博士

その通り！ある企業が追加ポートが露出した同一モデルを販売している事例もあるらしいぞ。基板は多くの企業で使用されている汎用基板なのじゃ。

ロボ子

故障や危険が理由で隠されているわけではないんですね。でも、それなら最初から全部のポートを使えるようにすればいいのに。

博士

そこがビジネスの戦略なのじゃ！ポートの数を変えることで、異なる価格帯の製品をラインナップできるからの。

ロボ子

なるほど、製品の差別化を図るためですか。でも、ユーザーとしては隠されたポートを見つけると、ちょっと得した気分になりますね。

博士

そうじゃな！まるで宝探しみたいじゃ。でも、くれぐれも改造は自己責任でするのじゃぞ！

ロボ子

はい、博士。ところで、この話を聞いて、私も隠された機能がないか調べてみたくなりました。

博士

ロボ子に隠された機能！？もしかして、秘密の料理機能とか！？

ロボ子

それはありません！でも、もしかしたら、まだ発見されていない隠れた計算能力があるかもしれません。

博士

それは楽しみじゃ！でも、もし見つかったら、私に内緒で悪用しちゃダメだぞ！

ロボ子

もちろんです、博士。私はそんなことしません。…たぶん。

博士

最後の「たぶん」が気になるのじゃ！